温室効果ガスの排出量の削減と聞くと、二酸化炭素やフロンなどが先に頭に思い浮かんでしまう人は多いと思います。しかし、メタンという気体も温室効果ガスの1つであり、現在はかなり排出量も多くなっています。二酸化炭素よりは排出量が少ないですが、温暖化への影響力で言うと同じ量でも二酸化炭素の28倍の被害が出ます。
さて、ここで本題に入ります。そのメタンと言うものの主な排出源の1つは牛や豚などの家畜のげっぷなどからで、ごく身近なところから発生しています。もちろん野生の牛系の動物からも排出されるので、ある程度は仕方がないでしょう。しかし、豆やサトウキビなどを餌としている家畜類の方がその排出量が凄まじく大きな問題です。
そこで、私が起こしたいアクションプランは肉を食べる習慣を徐々に減らしていプランです。(この場合、魚は温室効果ガス排出と深く関連しないので言及はしない) 肉を食べるだけで二酸化炭素よりも被害重大なメタンを排出してしまう牛や豚を家畜にして食べるのは、二十一世紀には不適切だと考えます。それでは、私はこのプランを説明しようと思います。
まず、第一に、肉の代わりに大豆を食べることを提案したいです。肉や魚に並ぶ貴重なタンパク源てある大豆は低価格で生産しやすく、いわゆるソイミートと呼ばれていることもあり、味も肉に近いものも多いです。確かに肉を食べないのは論理的に無理、大豆なんて抵抗感がある、という人は多いでしょう。しかし、豆乳やそのままの豆とは違い、様々な加工の過程を通じて作られるソイミートは前述したように、味が肉そっくりで、むしろ肉より脂身が少なく、味がさっぱりしているものが多いです。タンパク質量はほとんど変わらないし、肉よりかは癌や血管、脳の硬直化などの病気が防げるので極めて論理的な健康源と言えるでしょう。
第二に、第一のプランを実現した場合のメタン排出量削減の効果以外も説明したいと思います。主なインパクトは2つあり、その1つ目は大豆畑の開発をこれ以上しなくていいことです。現在はブラジルのアマゾンの伐採などが深刻なの問題になっていて、家畜の餌用に大豆を生産してしまっています。しかし、家畜を自由に放ち、自分たち用の大豆を生産することで、生産量をグッと減らせるし、アフリカなどの安全な食に困窮している地域にも届けやすくなります。森林伐採や焼畑が減れば、二酸化炭素の排出や地力の低下も防げます。2つ目は重い病気をにかるリスクを逓減できることです。先程も書きましたが、肉は高血糖で食べ続けていると上記の病気以外にも肥満などに繋がってしまったりして、決して健康な手段とは言えません。ソイミートを普及させて、今一度健康の意味や食の質を考えるきっかけになればと考えます。
これが私のアクションプランです。本当に私たちは私たち人間だけのタンパク源や贅沢の為に、動物を支配して殺してまで肉を食べていかなければならないのでしょうか。倫理的にはともかく、温暖化が懸念されてる今日には議論の余地のある問題ですし、大豆や伐採にしても土地を正しく利用して行くのが良いと考えられます。すぐには無理でも、少しずつ肉を食べる頻度を減らし、ソイミート転換していくことでこのプランは最終的に実現できるのではないでしょうか。環境や効率に良い方法でタンパク源を摂取する、そんな持続可能な社会を目指したいです。
満足
社会問題に興味がある
視野が広がった!
SGDs検定を取れるのが良いなと思いました。また、教育や異なる環境に暮らす人達とも関わってみたかったからです。
カンボジアの子供たちを教えるのは、思っていたことよりも難しい部分がありました。特にオンライン上だったので、どうやって通じる言葉の量が限られている子に伝えていくのか、というのが考えさせられました。ですが、いつも笑顔でいてくれて、気がついたら私も笑顔で過ごせていました。
私は将来、大学生になったら自分の学生団体を設立し、卒業後はNGOに務めて環境を保全する活動に携われたらと思っています。今回学んだことを世界で生かし、グローバルに活躍して様々な価値観を持った人と対策を考えられる人になりたいです。
楽しんでください!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
一緒に勉強頑張りましょう!