私がボラプラに参加したきっかけは、私の行動で人の役に立つことは出来ないのかと模索していたため、コロナ禍の中でも、海外ボランティアに参加できるという事に魅力を感じ、参加しました。
私は中学生の頃から私立の学校に通っています。そのため、金銭面で悩んだことが、そんなにありません。ただ、私立に通っていながらも、公立の学校に通っている友達の方が成績がよかったり、充実しているところを見ると、私より勉強を頑張っている子にお金をかけてあげて欲しいと思うようになりました。
実際にカンボジアの子供たちに授業をしてみて、みんな勉強に対する意欲が素晴らしかったです。正直ここまで楽しんでくれると思わなかったので、素直に嬉しかったです。
また、私自身、子供たちに、色んなことを教えてもらいました。学ぶ上で発言の積極性、そして、勉強は苦しんでやるのではなく、楽しむこと。子供たちの楽しみながら、たくさん吸収しようという姿勢に感動しました。
カンボジアは日本とは違い、マスクを取って生活していました。教える側になってみて、感じたことは、マスクを付けるか付けないかでは、付けてない方が、子供たちの表情が見えて、安心出来ました。早く日本でもマスク無しの生活が戻って欲しいと思いました。
学校の様子は、5人で1つの椅子と机で、密集して授業を受けていました。また、学年ごとではなく、同じ地域の子が1つの教室に集まって授業を受けていました。みんなで教科書を読んだり、分からないところを教えあったり、とても楽しそうでした。
これからの自分に出来ること、それはフェアトレード製品を購入したり、現地直結の募金に参加し、少しでも力になれる様に、日本から支援したいと思います。
最後に、3日間を通して、純粋な気持ちを取り戻せた気がしました。また、自分がいかに幸せな環境で生活させてもらっているのか、改めて気が付きました。服も好きな時に買えて、買ったらすぐ届いて、私は幸せ者です。そのサービスを当たり前だと思わず、この環境に感謝しこれからも過ごしていきたいと思います。とても楽しい3日間でした。