[ぼらぷらアクションプラン]

参加したプログラム

未来型 海外ボランティア

紹介割コードin689453c76
わたしのSDGsアクション

アクションプラン

『私がカンボジアの子供達から学んだこと』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

私はこの活動を通してカンボジアの子供たちの積極性に驚かされました。なぜなら日本では、自分を含め、積極的に質問や発言をしている生徒が、ほとんど見受けられないからです。それに対し、カンボジアの子供たちは、全員が積極的に授業に参加しており、学ぶことを楽しいことだと感じているようでした。同じ「授業」を受けているにもかかわらず、その姿勢がかなり異なることに衝撃を受ける一方、私は、カンボジアの子供たちと自分たちの間で、何が違うのか考えてみました。経済成長が鈍化して久しいとはいえ、日本は先進国であり、だからこそ、私たちは発展途上国であるカンボジアの子どもは「かわいそうな子」で、我々のほうが「幸せ」であるという先入観を抱きがちです。確かに、日本の教育は質・量の点で、カンボジアの教育よりも優れているかもしれません。しかし学ぶことの大切さやおもしろさ、そして学べる環境にいられることの幸せさを知り、常に楽しそうに、積極的に授業を受講しているカンボジアの子どもたちが、教育を「権利」としてただ享受しているだけの日本の子どもたちより劣っているとはとても言えないはずです。教育を受けること、新しいことを知り、それを探求していくことはそれ自体が楽しいことであり、人の幸せにも結びついていると思います。カンボジアの子どもたちは、限られた選択肢の中で、そのことを自覚し、与えられた機会を最大限に生かして学んでいたように思います。このプログラムを通して、私はただ与えられた授業を消化する、自分の受け身な態度を反省するとともに、カンボジアの子どもたちのように、得た機会を生かせるようになりたいと思いました。
この経験から、私は授業でカスピ海の問題に触れたとき、自分なりに何が問題で、どういう視点があるのか、ネットの記事や国際関係を先行している姉、学校の先生に話を聞き、自分なりの意見や考えを組み立てました。カスピ海は様々な国の利権や国際状況が反映される地で、問題の複雑さに、どんどん疑問が膨れる一方、調べていく過程で、ある国の政治状況やパワーバランスを知ることができ、今まで全く関心のなかった世界のニュースが、実は日本と関係していたり、生活に影響を与えていることに気が付きました。この知見を得られたのは、カンボジアの子どものおかげです。開発援助というと、いかにも先進国である私たちが、恵まれない人々に何かを与えるというイメージをもってしまいます。しかし今回のプログラムから、私は、実際の国際協力がお互いの足りない部分を補い、異なる価値観を共有する場だと知りました。この経験を踏まえ、学びの面白さを自覚し、積極的に世界について勉強するだけでなく、「当たり前」を疑い、異なる価値観を持つ人々との交流を通じて、自分の視野を広げ、活躍の場を増やしていきたいと思います。

未来型 海外ボランティア 研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

社会問題に興味がある

受講後の気持ち

勉強になった!

研修を受講した理由を教えて下さい

世界の教育環境について興味をもっていたからです。

研修を受講した感想は?

参加してみて自分がどうなりたいのか考えるきっかけになりとても良かったです。カンボジアの子供から学ぶことも多く、とても良い経験になりました。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

広い視野をもって物事を考えられるようにしていきたいです。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

楽しみながら参加することができるのでとても良い経験になると思います。

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