[ぼらぷらアクションプラン]

参加したプログラム

未来型
海外ボランティア研修

紹介割コードin68985beab
わたしのSDGsアクション

アクションプラン

『全力と笑顔』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

「なぜカンボジアの子は、何に対しても全力で取り組むことが出来るのだろうか」
これがボランティアを通して私が思った疑問です。私は、正直英語がとても苦手です。単語を覚えることも文法覚えることも全てが「面倒」と思ってしまいます。いくら将来必要とわかっていても苦手なことは苦手、それで終わってしまいます。塾へ通ったり、ワークを買って解いてみたり、対策はしたけれど苦手だからと理由をつけ、いつも勉強することを諦めてしまいます。それに対して、カンボジアの子たちは、英語だけではなく日本語も一生懸命取り組んでいました。きっと小学生にとっては、二か国語を同時に勉強することも70分授業を受けることも大変なのではないかと思います。高校生の私にとっても70分は長く感じます。そう考えると小学生の子達にとってはもっと長く感じるのではないでしょうか。また、長い時間勉強をすると後半にかけて集中力が落ちてしまうと思います。しかし、授業中手を抜いている瞬間は見られませんでした。それに最後まで全力で授業に取り組んでくれました。
また私は、カンボジアという発展途上国の学校生活の雰囲気を知り思ったことがあります。発展途上国で暮らす子達にはどうしても、貧困という言葉が私は浮かびます。そうすると何をするにも大変なのかな、可哀想だなと思ってしまうのが正直なところです。それに「poor」という英単語には、「貧しい」という意味の他に「可哀想」という意味があります。しかし、貧しい子達は本当に可哀想なのか。ボランティアをして私は気が付きました。カンボジアの子達はもちろん大変なこともあると思います。でも、「可哀想」という文字は浮かびません。なんなら、「楽しそう」、「かわいい」、「笑顔」といったポジティブな言葉しかあの子達の顔を見て浮かびませんでした。授業を楽しませてあげるはずである私まで、楽しいと思ってしまうほどカンボジアの子達には笑顔でいる力があると思います。いつか将来今回教えた、英語や日本語を利用しながら、人に笑顔も届けてお仕事をして欲しいなと思います。いつかまたお仕事をしている大人になったカンボジアの子達に会いたいです。

前へ  |  次へ