カンボジアの小学生と、Zoomを通してオンライン授業を行うにあたって行ったコミュニケーション研修では、言語だけに重点を置くのではなく、身振りや手振りをつけ声のトーンや抑揚を意識することによって相手に言葉の意味だけでなく自分がどのような気持ちで言っているのかという感情の面でのコミュニケーションも大切だと思いました。また、授業の際学んだDESC法というものも今後活用していこうと思います。そうして迎えたボランティアでは、自ら発言することは微量でしたが、小学生達と楽しく活動できたと思います。又その中で思ったことは、Zoomのラグの影響を受けやすかったので相手側への返答は大きくゆっくりハッキリさせるよう意識しました。カンボジアのみんなが「こぶたたぬききつねねこ」などの日本の童謡を多く知っていたこにとはとても驚きそして同時に嬉しく思いました。又学校生活の中で楽しそうに日本語を学んでいる姿は見てると自分の勉強を少し頑張ろうという気持ちになりました。そしてその延長線上で、日本とカンボジアのSDGs違いを発見することになったのですが、私がその中で特に気になったのはNo.3「すべての人に健康と福祉を」です。日本は蛇口からひねった水を誰でもそのまま飲むことができ昨今のコロナ社会で見ると帰ったら石鹸で手洗いする、うがいや消毒を徹底するなど綺麗で清潔的な環境を持ち医療サービスも先進国の中でトップクラスを誇っていますが、カンボジアでは水質の低い川の水を煮沸消毒せずに使う、石鹸の値段が高いのが理由で石鹸を使った手洗いの欠如、といった予防不足での免疫力低下、医療サービスの発展不足といった社会的な問題が原因で感染料の弱い病原体やウイルスにもかかってしまいやすいのが現状です。こういった中で日本の援助を受けて学校で手洗いなどを取り組みの強化が行われておりますが、まだ全ての人ができるわけではないのです。こういった中で私達日本人が今できることとは何でしょう?勿論企業努力の必要な点はありますが自分の身の回りの環境を整えるだけでも物によってはSDGs貢献につながるのです。例えば日本のフードロス問題は有名な話ですがこれは「賞味期限が近いものから買う」や食べれないと言われてるキャベツの芯やジャガイモの芽などをコンポストに入れ肥料として再利用するなど私達ができる身近なSDGsは多く溢れています。それらを見つけ実行していくことが私達先進国民ができることであり義務なのではないのでしょうか。