[ぼらぷらアクションプラン]

参加したプログラム

未来型
海外ボランティア研修

紹介割コードin701051fc8
わたしのSDGsアクション

プレゼン動画


プレゼン資料
※動画内のスライドが見にくい方は、こちらをご確認ください

アクションプラン

『日本に住んでいる私達ができること』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

私は普段生活する中で不思議に思っていることがありました。
どうして日本は英語の教科書や様々なメディアなどで「治安が良い」「トイレや電車などの公共施設が清潔」「水が綺麗」などの評価がされているのだろうか。
確かにその通りの国だと思うけれど、わざわざ取り上げるほど特別なことなのだろうか。
私は生活していて取り上げる必要があるほど特別に感じることはないように思いました。

しかし、オンライン研修によって私の不思議は課題意識に変わりました。
今回、SDGsの3つの分野からなぜかわったのかを話します。

1つ目の分野は「2.飢餓をゼロに」です。
現時点で飢餓に苦しんでいる人々は世界中に約8億人いると言われ、それは世界の9人に1人の計算になります。さらに深刻な栄養不足状態の人は4人に1人と言われています。
カンボジアでも都市部では経済発展が進む一方で農村部では貧困に苦しむ人が多く、所得格差が広がり、貧富の格差が問題になっていることが分かりました。実際にカンボジアは国連開発計画(UNDP)が人間開発指数を用いて各国の貧困の度合いを測った2018年のデータによれば、189カ国中146位であったことがわかりました。
しかし、日本などの先進国では飽食や食料廃棄率の高さが問題になっています。

2つ目の分野は「3.すべての人に健康と福祉を」です。
「医療行為を受ける場合は正規の治療費とは別にお金を支払わなければ綿密な診察はしてもらえない。」私はこの話をオンライン授業でカンボジアの先生に聞いたときに大きな衝撃を受けました。
日本では医療保険制度により医療を受けた際は原則として、医療費は小学校入学前までは2割、小学生以上は大人と同じ、3割の自己負担となっています。医療の現場では公正で平等な対応が当たり前とされています。保険制度などの視点から考えると身近に考えることができないけど、私達は学校で怪我をしたり熱が出れば保健室で手当を受けたりや薬を貰うことができます。もちろんそのたびにお金を払うということはしていません。

3つ目の分野は「6.安全な水とトイレを世界中に」です。
カンボジアの学校のトイレは日本のトイレと違い、水洗トイレではなく自分で水を注いで流さなくてはいけない造りになっていました。
調べてみるとカンボジアはトイレなどの衛生施設の普及率が低く、トイレなどの適切な衛生施設を使用できるのは17%の人々だけであり農村部においては8%となっています。さらに、安全な水を手に入れられるのは全人口の約40%であることが分かりました。
日本ではトイレは常に清掃員の方などが清潔に保ってくれているし、蛇口をひねればキレイな水が出てきます。

私はこのような差異を今まで何も違和感を感じなかったことに驚くと同時に危ないことだと思いました。
当たり前だと思っていることに違和感は感じません。違和感を感じず課題意識が芽生えなければ、解決しようとする意志が湧くこともありません。

しかし、私は今回の研修で違和感を感じカンボジアの課題を知りました。また、それと同時に日本の優れているところも知ることができました。
そこから、SDGsの目標を達成するために私ができることは”日本を知ること”だと思いました。日本は戦争も経験した国であり、他の国に比べて国土も小さい国です。でも、戦後を乗り切り、経済成長を経験し、現在は先進国の仲間入りを果たし世界からも評価されています。
日本のことを知ることができるのは生活している私達であり、日本がどのようにして現在のようになったかを知ることで具体的な解決策を講じることができると思いました。

未来型 海外ボランティア 研修を受講した感想

総合的な満足度

満足 4つ星評価

受講前の気持ち

留学に行くはずだったのにいけなくなった、将来の進路に活かしたい、社会問題に興味がある

受講後の気持ち

視野が広がった!

研修を受講した理由を教えて下さい

学校での掲示を見て興味を持ち、先生に相談したところ現地のカンボジアに赴くものは部活動の関係で参加が難しかったのでオンラインでの参加をしてみようということになりました。

研修を受講した感想は?

オンラインでのボランティアだったのでどのようになるのか分からず少し不安でしたが、研修前に動画で行われたときの様子や資料があったので落ち着いて挑むことができました。
最初に現地の学校を紹介してもらったときに学校の様子だけでなく生活の様子もお話してもらったので日本との違いがよくわかった。
本や新聞で読むよりも自分との共通点と相違点が身近に考えることができた。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

進学したときや社会に出たときに相手に好印象を与えられるように笑顔でいようと思いました。
言語や文化が違う相手と接するときは最初に自分の文化や常識と比べるのではなく一回受け入れることが大切だと思いました。また、自分の生活している環境はどのようにして成り立っているのかを知っていれば相手との文化の差異がどうして起こっているのかが理解でき、自分の国や相手の国の抱える問題を解決する糸口になると思いました。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

最初はわからないことが多くて不安ですが、子どもたちが笑顔で参加してくれるので楽しく参加できます。

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

現地の映像を見たときに学校の壁などに書かれている絵がとても可愛かったです。私も機会があれば実際現地に行って活動をしてみたいと思いました。
今回は貴重な経験をありがとうございました。

ふきだし

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