私は、患者さんの気持ちに寄り添うことのできる看護師になることが夢です。日本だけでなく国境なき医師団に所属して途上国で多くの人の役に立ちたいと思っていました。高校生の夏休みにカンボジアの現地で医療ボランティアに参加したいと思い準備を進めていましたが、コロナ等の感染症拡大により渡航を諦めかけていた時に、このボランティアプラットフォームのオンラインボランティア研修に出会い、受講を決めました。
授業ボランティアの前に「コミュニケーション研修」を受講しました。そこで学んだことは、会話の中で相づちをしっかり打ち、相手の話をきちんと受け止めようとい気持ちや、自分が話す時は、相手の反応を待ってからするなどに気を付ける。また口角を上げて相手の目を見て話したり、表情にも注意すること。また、相手の方を向いてきちんとした姿勢にすることが大切だと学びました。さらに、相手の話を聴く時には、「どうしてこの話をしているのだろう」という背景や、相手がどんな気持ちなのかを想像することで、相手の気持ちに寄り添うことができるとしりました。このことにより、コミュニケーションには、言語よりも、相手への気持ちや話を聴こうとする姿勢がより大切だと強く感じました。
事前研修では、カンボジアの今までの歴史や情勢を学びました。
1990年代の初めまで続いた内戦で、学校や教育環境が破壊されてしまい、貧しい地域と都市部では大きな格差が生じてしまいました。子ども達は教育の機会を奪われ、学校に行くことも断念し過酷な労働環境
の中で出稼ぎに行って生活を支えるようになったことを知り驚きました。
2008年にトンレアップ村小学校が建設された後は、教育環境が整備されていき日本語や英語も外国語授業も始まりました。
「LIVE授業ボランティア」では、子ども達はとても元気よく楽しんで積極的に日本語の授業を受けてくれました。質問や発言も多く、学ぶことへの意欲と主体性を強く感じました。
日本では受験勉強のための授業に重視をおいて静かな授業というイメージがありますが、カンボジアの子ども達は本当に生き生きと体いっぱいに楽しみ、皆が笑顔だったことが印象的でした。
日本とカンボジアのSDGsの違いについて比較しました。
目標2.「飢餓をゼロに」では、日本では多量の食品ロスが問題視されていますが、カンボジアでは栄養不良と食料不足で飢餓問題が深刻化し国民の34%が貧困層です。また、目標3.「すべての人に健康と福祉を」では国民健康保険制度がある日本に比べ、カンボジアでは国民健康保険制度がなく医療費は自己負担、医療水準も低く衛生事情も劣悪な地域があります。さらに目標4「質の高い教育をみんなに」では義務教育をほぼ100%卒業している日本に比べて、カンボジアでは40%と低い状況です。
このような状況を少しでもより良くするために、私たちができることは、適量を食べ地産地消を心がけること、十分に医療を受けられない国の方々への医療募金を行ったり、医療ボランティアに参加すること、また自分自身の体調管理をして健康でいることで医療費がかからないようすること、学習支援ボランティアや地域活動に参加することなどの取り組みをできることが始めることができると思います。
最後になりますが、今回海外研修を諦めず、この未来型海外オンライン研修を受講したことで、カンボジアの現地の状況知りました。今のままの環境では将来へ持続できることばかりではありません。私たちは将来の可能性を広げるために一緒に取り組むべきであり、今後もSDGsについてできることから少しづつ周りのみんなと進めていきたいと思います。
大変満足
留学に行くはずだったのにいけなくなった、コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある
一生モノの経験になった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
絶対やるべき!
海外ボランティアをオンラインで出来て貢献出来る
事前研修などもしっかりとあって、LIVE授業ボランティアをする前に準備と心構えが出来ました。
今後目指している進路、大学入試や就職などに今回の経験を活かしたいと思います。
海外ボランティアをコロナや費用などで迷っている人も、この未来型参加で十分経験できるので是非挑戦してください。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
今回、学校行事など重なり、スケジュールがなかなか予定通り進まずにギリギリとなり、いろいろと質問ばかりしてしまいました。すぐに返信をしてくださりご対応に感謝です。有難うございました。