私は将来、日本の少子高齢化に伴い人手不足が進んでいる福祉や介護の仕事に就きたいと思っていました。そんな時に、とある方のお話を聞く機会がありました。その方は「育つ・学ぶ・働く・次世代を育て、自立支援の循環をつくる。という言葉を大きく掲げ自立支援サイクルプロジェクト(TASUKETAI 0 PROJECT)というNGO団体をカンボジアで立ち上げてる方です。
その方はカンボジアで孤児院や障害児施設を定期的に訪問し支援を行っていて、また同市内に無料で学べる日本語学校を開設し、自立を志す若者に学びの場を提供しています。
その方の講話を1時間程聞いた時、私の中で国際福祉という言葉が頭を過りました。
日本の福祉の現状は少子高齢化が原因で決して良くはない。
しかし、その方のお話で頭に残ったのが人口ピラミッドのお話でした。
日本は逆ピラミッドとも言われています。その反面、カンボジアは綺麗なピラミッド型をしていて、若者の数は日本に比べとても多くこれから先もこの綺麗なピラミッド型が続けば特に年齢層の偏りなどは無いはずです。
しかしカンボジアの子供たちは勉強環境、そして大人やお年寄りは福祉設備が整ってなく、医療施設も限られてしまっています。そのお話を聞いた時私はカンボジアの将来に役立ちたい。せっかく人口ピラミッドが綺麗なのにこのままでは勿体ない。と思いました。
その時現地に行って状況を知るのがいちばん早いと思いましたが、そう簡単に行ける訳でもないので色々カンボジアのボランティアのことなどを調べていたところ、ぼらぷらのオンラインボランティア研修に出会いました。
カンボジアのボランティアだけではなく、日本とカンボジアで経済の発展度、インフラストラクチャーの整備、環境の保護と持続可能な利用、社会的な課題への取り組みなど日本とカンボジアのSDGSの相違点などもある中でSDGS視点でも学べることがとても魅力に感じました。
このボランティア研修に参加して、これからますます考えていかなければいけない事の多さを実感することができ、SDGSの大切さも改めて考えることが出来ました。
日本の大学でも国際福祉のことなどを学び、時間を見つけ自分の足でカンボジアへの一歩を踏み入れ、自分の目で現状を確認し、将来カンボジアなどの発展途上国を自分の力でより良くしていきたいと思いました。