堀の国際協力ブログ⑧学ぶことの価値
「自分の国の言葉で書かれた本がこんなにたくさんあるんだから、君たちは幸せだ。」 これは、私がカンボジアから留学していた友人から言われた言葉です。 (授業中の風景@カンボジアの村) 私は大学を卒業した後、大学院に進んで国際協力や途上国の開発について学びました。その時、同じ研究室にカンボジアからの留学生が入ってきたんです。 彼は、カンボジアの農村の出身で、本当に、本当に熱心に勉強をする人でした。一緒に図書館に行った時、彼は目を輝かせて「こんなにたくさん本があるなんて幸せだ」、と言いました。彼は今30歳位なのですが、子どもの頃は、ほとんど本を手にすることがで…