2015年4月27日 10:39 AM
こんにちは、ぼらぷらの堀です。
最近、「グローバル人材」という言葉をよく耳にするようになりました。
文科省も<グローバル人材育成推進事業>に取り組んでいますし、グローバル人材育成センターを設置している大学もちらほらあるようです。
でも、「グローバル人材」って一体何?って思いますよね??思いませんか???
グローバル人材と聞いて、パッとみなさんが思いつくのはどういうことでしょうか?
「語学力」があることでしょうか?
「高学歴」であることでしょうか?
「海外渡航経験」がたくさんたくさんある人のことでしょうか?
↓それともういうことでしょうか?笑
上に挙げたようなことも、グローバル人材の要素かもしれませんね。
ちなみに、池上彰さんは、JICA主催のイベントで、グローバル人材とは、
「世界に通用する人間であると同時に、日本の良さも自覚した上で働くことのできる人材」と定義したそうです。
きっと他にも色んな見解・意見があると思います。みなさんはグローバル人材ってどういう人のことだと思いますか?
私は、「国境を超えて共感できる人」ってグローバルだなと思います。というか、グローバル人材にはそうであってほしいと思います。
例えば、世界のどこかで自然災害や大きな事件があったときに、それを自分に関係のあることとして捉えることのできる人です。そういう人は、世界の舞台で活躍するためのエネルギーを持っている人だと思います。
じゃあどうやったら国境を超えて共感できる人になるのかな・・・と考えると、世界で何かあった時、もしくは、どこかの国や地域の名前を聞いた時に、具体的な人の顔が頭に浮かぶかどうか、だと思うんです。
どこどこで自然災害が起きましたと聞いて、もしそこに自分の家族が住んでいたら、決して他人事にはならないと思います。
どこかに留学したことがある人、もしくは長く滞在したことがある人は、その場所で何か起こったと聞けば、真っ先に友人やお世話になった人の顔が浮かぶでしょう。
ずっと日本にいる人だって、外国人の友達がいれば、その人の国で何かあった時には友達やその家族のことを思うと思います。
大切な人の顔が浮かべば、決して他人事にはなりません。より自分に近いこととして、共感し行動することができるのではないかと思います。
国境を超えた共感力は、勉強をするだけじゃ養われません。実際に人と接すること抜きには、養われません。
だから、これからの時代を生きる人たちには、国境を超えてたくさんの人と接してもらいたいです。特別な人がグローバル人材になるのではなく、その辺にいる普通の人がグローバル人材、そんな社会を創っていきたいなと思っています。
↓この子たちにも、そういうチャンスが訪れますように。
★☆★世界に一歩踏み出してみる★☆★
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