2016年1月8日 9:13 AM
■お名前:藤土 泉さん
■就職先:看護師
■就職:2016年4月予定
■出身大学:滋賀県立大学
■ぼらぷらプログラム参加:
2014年9月(大学3年) カンボジア 村の学校で日本語・英語教育ボランティア
■就活体験談インタビュー
Q.4月からどういうお仕事につく予定ですか?
滋賀県内の病院で看護師として働きます。
Q. もともと看護師さんを目指していたんですか?
はい、看護師を目指していて看護師試験も受けました。しかし、様々なことを見聞きし、経験する中で、保健師として活躍したいという夢も持つようになり、今は大学を編入して保健師の資格を取るために勉強しています。
Q. 保健師も良いなと思ったきっかけを教えてください。
中国の農村地区での訪問看護を行った際に、何もない中で医療をすることの難しさと、地域に根付いた衛生面からの支援の必要性を目の当たりにしたんです。そのときに衛生面から支援できる仕事が保健師だということを知り、将来は途上国で保健師として働きたいと思うようになりました。
Q. 最終的に看護師の道を選んだのはなぜですか?
将来の選択に迷ったときに参加したのが、カンボジア教育ボランティアでした。海外の価値観に触れることで何かヒントになる経験ができるかもしれないという期待と、子どもたちを支援したいという思いで参加を決めました。しかし、いざカンボジアに到着してみると、私が子どもたちから学ぶことの方が多く、毎日が気づきや発見の連続でした。子どもたちは「学びたい」という思いが強く、休み時間や放課後も「日本語を教えて!」と訪ねてきました。学ぶことに貪欲で、熱心な子どもたちを見て、「当たり前が当たり前じゃない」という現実に気づかされました。
彼らを見ながらふと自分自身と向き合ったに、もっと自分の可能性に目を向けて、広く長く将来を考えようと思ったんです。看護師の道を閉ざすのではなく、看護師の先に保健師の夢があってもいいんじゃないか、遠回りでもいいんじゃないか、そんな風に考えるようになりました。今は、まずは看護師として経験を積んで、そこから世界で活躍する保健師になろうと考えています。
Q. 今回の参加は、どういう形で就活に役立ちましたか?
私が面接を受けた病院は災害時の対応や国外での活動も熱心に行っているところだったので、面接の際にカンボジアでの経験を話したところ、面接官が興味を持ってたくさん質問を受けました。カンボジアでの生活や経験は、私の強みにもなっていると思います。
Q. 就活生に向けて、アドバイスをお願いします!
大学生活は時間も多くあるので、ぜひいろんなことにチャレンジして、経験を積んで、自分の引き出しをたくさん作っておくと良いと思います。悩むことも迷うこともあると思いますが、自分だけの答えを見つけられるよう頑張ってください!
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