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武装解除・動員解除・社会復帰
Disarmament, Demobilization, Reintegration / DDR

国家の復興や平和構築促進を目的とされた国連主体の国際平和活動です。

DDRとは、武装解除・動員解除・社会復帰の頭文字をとった略称であり、国家の復興や平和構築促進を目的とされた国連主体の国際平和活動です。紛争地で行われ、特に紛争後の復興を目的とされており、平和構築に不可欠なプロセスともされています。
紛争後は経済を含めて不安定な状態であり、復興活動を主軸として経済の安定や活性化、また開発などを支援していきます。また、国家として国際社会への円滑をはかる環境づくりとともに治安の回復も目的としています。特に治安の回復は再度紛争が起こらないようにするだけでなく、経済へも影響があり、復興への近道となります。
治安回復に関してはSSR(Security Sector Reform/治安部門改革)がありますが、DDRはその中の一つです。SSRは武装解除、政府・警察・司法・刑法改革で構成され、DDRは武装解除を担当し、その武装解除の中に動員解除と社会復帰があります。そのため、DDRの成功がSSRの成功にもつながるコアの部分を担っています。
DDRは平和構築を行うための不可欠な要素ですが、長い期間を必要とすることもあり、教育的支援を必要とすることもあります。これは識字率などにも影響し、基本的な教育を受けさせることで社会復帰を目指します。武装に関して洗脳状態がある場合にはまずその部分からの改善が必要となるためより深く時間をかける重要なポジションです。
危険を伴う可能性もあり、ボランティア活動ではなくきちんとした知識を持ったプロとしての活動となります。麻薬が蔓延している場合には動員解除や社会復帰がこれに影響していることもあり、DDRが成功することで薬物に関しても改善が望める可能性もあります。そのため平和構築のための支援としては最も力を入れられている活動と言っても過言ではありません。このDDRが失敗してしまうと治安や国家としての再構築が図れたとしても再度武装が始まってしまいます。武装解除しても社会復帰ができなければ行き場を失くした動員たちが再び結集してしまうためこの社会復帰までの流れが重要となります。長期的に見て紛争の気配を感じなくなるまでには十数年から数十年単位かかることもあり、完了した際には平和構築のための式典を行うこともあります。DDRは平和構築のための第一歩とされています。

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