※一部一致でも検索されます。
※レポート・論文・WEBサイトなどでのご利用の際は参照元として記載・リンクをお願いいたします。
感染症は生物が発生した時から存在しており、病気の大半の原因となっていると言えます。感染症を撲滅する為に医療が始まったと言っても過言ではありません。
世界全体で見ても、感染症は多くの人々が死亡する原因となっています。特に発展途上国で大きな問題となっているのは、マラリアや結核やエイズ、腸管感染症等が挙げられます。先進国に関しても新しく生まれている感染症や、発症が一時的に減っていたのに再び多く発症するようになった再興感染症の問題が指摘されています。再興感染症とは、抗生物質を使用することによって一時期対抗をすることができたのものの、再び見られるようになった感染症のことです。例としては結核やマラリアやデング熱、狂犬病や黄色ブドウ球菌等があります。世界保健機関では、かつてはあったけれど今のところ公衆衛生上問題は生じていなかったのに再び増えて、将来的にも問題となる可能性があるものを再興感染症と考えています。
新興の物に焦点を当てると、エイズや、エボラ出血熱や、ラッサ熱がそれに当たります。病原体としても非常に多くの種類が存在しています。世界保健機関では、過去20年間に新しく認識され、局地的に、あるいは国際的にも公衆衛生上の問題となる感染症を新興の感染症と定めています。
日本は結核やポリオ等、途上国で蔓延している病気の対策の為に、様々な基金への無償資金協力等を行っています。公衆衛生の面でもコミュニティレベルでのプロジェクトを行っていたり、国際機関と連携を取る事により、感染症を撲滅する動きをしています。日本以外の各国もこのような感染症に対し、独自の対策を打ち出しています。