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世界の人口は19世紀のはじめには10億人程度でしたが、1900年代諸島には20億人に達し、1960年には30億人となりました。その後、休息な人口増加に寄って、1999年には60億人を突破、2015年現在は72億人を超えています。世界人口は増加傾向にあります。
特に、発展途上国において、人口の急激な増加は問題となっています。子どもの死亡率が低下することで、多産少死の状況が生じており、その結果急激な人口増加が起きている状況です。急激な人口増加は、食料や水、資源などの不足や環境破壊を引き起こし、地球の持続的発展にとって重大な問題となる可能性があります。
また、別の視点から考えると、農村人口の都市への流入による都市化の問題、若年人口の増加は、途上国にとって大きな課題となっています。逆に、先進国では出生率の低下と死亡率の低下による高齢化が問題となっていますが、2050年頃には途上国でも大きな社会問題となることが予測されています。
その他にも、国際的な人口移動によって生じる問題や移民問題なども人口問題に含まれます。
人口問題の解決のために実施された有名な取り組みとして、中国の一人っ子政策やインドの強制不妊手術が挙げられます。こういった政策については賛否両論ありますが、特に人口増加の著しい国にとっては国が介入せざるを得ない問題となっています。国際機関も推進している家族計画の設計なども、人口問題への対策の一つであるといえます。