※一部一致でも検索されます。
※レポート・論文・WEBサイトなどでのご利用の際は参照元として記載・リンクをお願いいたします。
AFDはフランスのODA実施機関ですが、AFDの形態は少々特殊で、開発銀行の機能も備えています。外務省、経済財政省、内務省の3省によって管轄されています。2010年に「開発協力に関する基本政策枠組み文書」を発表しており、これに沿ったODA政策が実施されています。AFDの活動の比重は、特にアフリカに置かれており、予算の60%はサブサハラアフリカに配分されています。これの理由として、アフリカがヨーロッパから近いこと、また、過去に植民地であった国が多く存在することが挙げられます。さらに、近年急激に経済成長している国々もあり、大規模な援助を行い易い環境にもあるといえます。また、フランスはアフリカからの留学生が世界で最も多い国であり、こうした面でも強いつながりを保持していると言えるでしょう。