海外ボランティアならボランティアプラットフォーム♪
知識を身につけるのと同時に、国際協力を肌で感じてみませんか?

国際協力用語集ワード詳細

※一部一致でも検索されます。
※レポート・論文・WEBサイトなどでのご利用の際は参照元として記載・リンクをお願いいたします。

国連教育科学文化機関(ユネスコ)
United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization / UNESCO

国際平和と人類の福祉を促進する目的で設置された国際連合の専門機関です。

正式名称は国際連合教育科学文化機関。ユネスコの主な目的は国際平和と人類の福祉を促進することです。本部はフランスのパリに置かれており、地域事務所は世界中に55か所存在しています。加盟国は195か国あり2015年現在の事務局長は4年の任期となっており1期に限って再選可能となっています。主な活動としてあるのが、万人のための教育の調整であったり、基礎教育の普及もあります。またエイズの予防教育なども行っており、その業務は多岐にわたっています。

世の中には「ユネスコの仕事に携わりたい!」と考える人が多くいます。しかし、どうやってユネスコで働くのかは分からない方も多いものです。ここで働くには、「空席公募」というものに応募する必要があります。ユネスコを含めて国際機構は定期的に採用の募集があるわけではなく、空席が生じた場合のみ公募が行われるようになっています。つまり、タイミングがとても重要ということになります。どうしてもユネスコの活動に貢献したい場合は外務省国際機関人事センターのホームページをチェックして、空席時の募集があるのか確認しましょう。また、ユネスコのホームページからも直接応募可能となっています。

また多くの人が疑問を抱いていることには、ユネスコとユニセフの違いが何なのかということがあります。ユネスコは世界の教育や科学のほか、文化の促進を促す機構として国連経済社会の中で経営されています。例えば世界遺産の登録といった活動はユネスコで行われます。世界中の文化的な遺産の登録と記録に関する事を推進し、文化の保存を積極的に行う活動をしているのです。これに対してユニセフは世界の子供たち、主に発展途上国で色々な被害を受けて、満足に生活できないでいる子供たちを全面的に支援する機構として経営されています。また、ユニセフは児童の保護だけではなく、自然災害や戦争といった局面での緊急支援も行っています。
なお、ユネスコで働きたいと考える女子大生の方は、英語が話せなければ仕事になりませんので在学中に日常会話ができるレベルになっておくことが大切です。また、業務は幅広くあることからどのような業務があって、どのような人材が求められるのかを定期的にチェックすることが大切になります。

国際機関の用語一覧へ
や行の用語一覧へ