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国際協力用語集ワード詳細

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アグリビジネス
agribusiness

農業(agriculture)とビジネス(business)を合わせた造語で主に組織化された農業やそれに付随するサービスを指します。

具体的には、農業を行うための道具(農業機械)や肥料、農薬などの化学製品、品種改良、農業の流通から貿易・小売など農業全体を包括した分野を差し、また、バイオテクノロジーを使った品種改良(例えば遺伝子組み換え)や農業資本の株式会社化による集約開発など、多岐にわたって農業を包括または管理しているシステムに対して使う言葉でもあります。

歴史としては、1950年代にハーバード・ビジネス・スクールのR.ゴールドバーグとJ.デイビスが、米国の食糧供給システムを説明するために、農産物のできる過程を生産・流通・加工と垂直的に分けて使いました。その後世界に流通するようになり、包括的な食糧生産のシステムやそれに付随する相互依存関係を指す言葉として使われています。

日本で行われている試みとして例えば北海道では、「直売・産直」「加工・販売」「ファームイン」「ファームレストラン」「観光農園」「農業体験」等の6分野が挙げられます。生産者が仲介業者を介さずに販売するのが「直売・産直」で、農業者が自ら原材料を加工して販売するのが「加工・販売」、農家民宿ともいえる農業体験や農村に付随したサービスを提供するのが「ファームイン」、農業生産者が、自ら生産した農産物や地域の特産物を使って食事を提供するのが「ファームレストラン」、いちご狩りやぶどう狩りなどの果樹もぎ取り制などのサービスを「観光農園」、稲刈りやいも掘り、搾乳やジャム作りなどの顧客自身が楽しめるサービスを「農業体験」といいます。このように観光も含まれており、原材料の加工だけではなくそれに付随したサービスを提供することもアグリビジネスに含まれています。他には農林水産省が主催する「アグリビジネス創出フェア」で技術者や研究者、研究機関、事業者を結び合わせる試みも行われています。出場者と来場者のマッチングサポートを専門のコーディネーターが行い、新しい技術開発や事業展開を行うことを国が主導して行ってもいます。

これで解る様に、農産物の作成だけでなく農産物に付随する作業やサービスを包括して理解する言葉が、アグリビジネスであるといえます。

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