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活動する為に必要なコストに関して負担をせずに利益だけを得るような人や、不労所得者等がフリーライダーにあてはまります。例えば公共財のように誰でも使用する事が出来るサービス等があります。しかしその為の対価を払わずに、ただサービスを受けるだけの人がフリーライダーと言えるでしょう。
そもそも物やサービスを受ける為には相応の対価を支払わなければなりません。それによって初めて物やサービスを受ける事が出来るのです。ただ中には多くの人が自由に使えるような公共財産や情報財産など、対価を支払わなくても使用を妨げられない財産もあります。治安や国防等もこれにあたります。消火活動等も挙げられるでしょう。花火大会等も多くの住民が費用を支払わずに見ることができます。しかし、公共財は資金が無くても維持できるものではありません。誰かが費用を支払うことでサービスを維持しているのです。そのお陰で費用を支払わない人でもサービスを受けることが出来ます。その為に費用を支払わなくてもみんながタダ乗りをするようになるというのがフリーライダーの考え方です。フリーライドする人が多くなってしまうと、公共財の供給自体が難しくなり、フリーライダーを含め多くの人が損失を被ることとなります。