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もともと国連などの国際機関と政府に関係しない民間の団体を指して使われた言葉です。その後、国際会議などで民間団体を示す言葉として使用されるようになりました。理念的には非政府かつ非営利の立場で、社会的弱者と呼ばれる人々のための活動や、政府の手が行き届かないけれども必要とされている公共のための活動をする団体を指します。NGOとNPOはほぼ同意義で使われています。日本においては、NGOという言葉は国際的な場面で多く使われてきたため、国際協力に関わっている民間組織というように理解するのが一般的と言えます。
NGOという組織をよく知りたいとい場合には、イベントなどに参加してみることも一つの手段です。活動資金を募るためにチャリティコンサートなどのイベントや、スタディツアーや体験学習キャンプなどといった学びの場所を提供することもあります。NGOへの参加は多くの場合は入会条件も会費を払うこと以外には厳しい条件を定めていません。そのため、参加の意思をあらわして会費を払うだけで簡単にNGOの会員になることが出来ます。さらに会員になったからと言っても無理に活動を強要されることもありません。そういうことを踏まえるとNGOへの参加は誰でも簡単に気軽にできることであるといえます。会員になる以外には専従スタッフとして働くという選択肢もあります。昨今はNGOの社会的評価が高まり専従スタッフとして働きたいという人も増えてきています。しかし求人が少なく、雇用の機会はあまりないということが実情です。やはり通常は会員として参加するということが一般的なNGOへの関わり方であるといえます。