参加動機
海外
ボランティア
1 回目

海外ボランティア

2017年8月08日 19:26

「貧困」を物語化して語ることは容易ですが、それはむしろその実態を不可視化し、無に帰するのではないか、そんな想いとともに過ごしています。おそらくそのようにして語ることは、貧困の中で生きる人の生きる力を剥奪する行為でしかない感じていますし、あるいはその存在を「助けたい」と感じるのも自己保存の欲求でしかないでしょう。その結果として自己と他者を峻別してしまう。もちろん社会正義として、平等は必要だと考えています。でも別の次元を思う時、貧困の中にも富があり、富の中にも貧困がある。だから、貧困と共にある存在をただ単に助けたいと援助するのではなく、その傍らで共に時をいくらか過ごすことができれば、そこに何かの現在を見いだすことができるのではないか、今はそう考えています。

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