[ぼらぷらエッセイ]

『 コロナ禍で私がSDGs達成のためにでき・・・』

 コロナ禍で私がSDGs達成のためにできることは小さなことである。逆を言えば小さなことしかできない。なぜなら私は国連の職員でも無ければ、NGO団体にも所属していない、ごく普通の高校生であるからだ。しかし、私のような立場にいるのは少なくないと思う。日本だけでも300万人はいる。世界で見たら数え切れない程だ。この立場にいる私達ができることはまさに、「小さなこと」だ。そして、小さなことをみんなが行い、「大きなこと」に変えることが大切である。
コロナの影響で、多くの国は医療崩壊を起こしている。日本でももうすでに緊迫した状態が続いているし、途上国のアフリカ地域などでは死者の増加が止められない状況だ。途上国のこのような状況の原因は医療従事者の人員不足と治療や、食料にかかるお金が足りないことである。
医療従事者の人員の問題は、私には解決できない。しかし、お金についてはできるのではないだろうか。私だけでなく、みんなの力で。
もしも私と、私と同じ高校生が100円寄付するとする。そうすれば、日本だけでも3億円集まる。私一人が寄付する100円ではこの状況を改善するのには少なすぎる。しかしみんなが寄付する100円の力は3億になり、多くの人が救える。小さな取り組みが合わされば、大きな取り組みになるのだ。貿易や政治を動かすことは国連などの大きな団体の力が必要だが、その支援をすることは可能である。私は私達が娯楽に使うお金を少し、100円でも10円でもいい、節約して、募金しようと声をかけようと思う。それが私のできることだ。コロナをいち早く収束させ、一刻も早くSDGs達成に全力で取り組めるようにSNSなどを通じて声を上げていこうと思う。

※新型コロナウイルスの情報は流動的ですので、このエッセイを書かれた当時の個人の意見として捉えていただくようお願いいたします。