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未来型 海外ボランティア

[オンライン研修第1回]
【4回目】②授業ボランティア(LIVE)

2022年8月07日 11:00

わたしのSDGsアクション・感想

【達成した点】
〇前回の改善点を意識して取り組むことができた。
【改善点】
◇臨機応変な対応
→「英語を教える」意識が強いあまり、全てのやりとりを英語で貫こうとしてしまった。特に、3ヒントクイズでは日本語と英語をまぜながら伝えた方が両方の語彙力を高められると感じた。

前回と同様、とても楽しく有意義な時間でした。
今回、担当した子供たちは、小学5年生と中学1年生の男女合わせて11名でした。当たり前ですが、小学4年生の彼らと比べてぐっと大人びて見えたので、初めのうちは少し対応に戸惑いましたが、挨拶を通して一気に緊張が和らぎました。
英語のあいさつと自己紹介がとても上手で、私に質問するときも、自力で考えて伝えようと頑張る姿がとても印象的でした。
授業の中でも特に盛り上がった学習は、3ヒントクイズの時間です。クラスの全員が話し合いながら正解を考えたり、単語を教え合ったりしている雰囲気がとても微笑ましかったです。時間が経つにつれて、私自身が子供たちと同じ気持ちで心底楽しんでいることに気が付きました。国境を越えて一体感が生まれたこの瞬間の不思議な感覚と、大きな喜びが今でも鮮明に残っています。
2回のLIVE授業を通して、コミュニケーションの基本である「相手に伝えようとする気持ちをもって向き合う」ことの大切さを再認識しました。
このようなオンライン形式だったからこそ、得られたものだと思います。
確かに、直接関わって得られるものも多くあります。ですが、遠く離れた場所にいても「相手に伝えよう」と向き合う強い気持ちと、その気持ちを伝える働きかけがあれば、その誠意がやがて相手を含めた他者の気持ちに届き、「受容」「共感」が生まれ、「協調」への第1歩になるのではないかと思いました。これは、現在求められている国際協力の姿勢において、私たち一人一人が心掛けるべきことであり、実践すべき大きな課題であるような気がします。
また、この「伝える力」は、「生きる力」に直結しているようにも感じます。
実は、今回(2回目)のLIVE授業にて、このことを感じさせられた出来事がありました。
現地がスコールの影響で、何度か電波状況に不具合が生じた中でも、子供たちが協力しながら私に声を届けようと、あらゆる手段で働きかけてくれました。ノートに正解を書いたり、マイクの距離を調整したり…と、方法は様々でした。
このように、何かしらの弊害が生じても、互いに協力し合う精神のもと、自ら解決方法を見出し、相手に手を差し伸べ働きかける過程の中で生じる「受容」「共感」「協調」の姿勢こそが、これからの厳しい時代を生き抜くために必要な「生きる力」なのだと思います。そして、これらを達成した瞬間に、一体感が生まれるのではないでしょうか。おそらく、私が感じた一体感もこうした過程があったからこそ得られたものだと思います。
LIVE授業で得られたかけがいのない時間と素晴らしい体験ができたことを、心から感謝しています。本当にありがとうございました。