新型コロナウィルスの影響を受け、2030年までのSDGsの達成が危ぶまれている。世界全体が、今までに見舞われたことのない出来事になっており、社会情勢が揺らいでいる国々も多いのが現状だ。なにより、今回浮き彫りになってきたのが貧困の問題である。貧困な地域での新型コロナウィルスの猛威にさらされてしまった。「誰一人取り残さない」というスローガンのもと、先進国の援助が欠かせない。
だが、このような状況下であるからこそ新しい生活様式とSDGsの両者を達成できるような取り組みを行っていけばよいと思う。日常生活でできることは、ポリ袋の有料化に伴ったことによってマイバックを持参することが挙げられる。これは12と13の目標に関わってくる。また、感染症対策のために換気をする必要性が生まれた。冬では、暖房をつける機会が増えるだろうが、換気も行うことが増える。そこで、暖房の温度を低めに設定し、個人個人が暖の取れる格好をしておくことだ。おもに、13の目標に関わってくる。
最近、よくテレビや新聞でSDGsを目にする機会が増えてきたように感じる。社会のSDGsの認知は上がってきたのではないだろうか。このように、情報発信をしていくことも私たちにできることになるはずである。特に、学校機関ではSDGsを取り扱った取り組みをよく見かける。次世代を生きる子どもたちが学んでいくのはもちろんのこと、その上の世代の人々も知り、周囲に伝達していくことが大切だ。