「コロナウイルスによるいじめや差別」
「コロナよりも人間が怖い」
日本でもコロナウイルスが流行し始めて暫く経った頃、私はこのような言葉をよく目にするようになりました。
学校や職場を休んだり、熱を出しただけで周りの人からコロナだと疑われ心無い言葉を言われる。医療従事者というだけで、周りの人にコロナウイルスを持っているかもしれないと言われる。電車やバスの中で咳をしただけで周りの人からコロナだと言われる。コロナウイルスにかかったら学校や職場だけでなくネット上でも叩かれてしまう。全て私がニュースで聞いた話です。
私はコロナウイルスにかかってしまった人や、コロナウイルスと間近で戦っている人への配慮をもっと行うべきだと思います。
新型コロナウイルスは経済に大きな打撃を与えましたが、人間の心や当たり前の日常も変化させました。このような悲しいニュースの反面、私はとても感動的な動画をニュースで目にしました。
それは外国で、新型コロナウイルスにかかった女性が退院後マンションに戻ると住民らが窓から女性に向けて拍手を送ったという動画です。
コロナウイルスにかかりたくてかかった人はいません。全ての人が未知のウイルスにかかってしまったという恐怖に耐えながら頑張って治療、療養しているはずです。
それならば私たちは、批判的な言葉ではなく、応援メッセージを送るべきだと思います。
コロナウイルスに感染した方への「頑張ってください」医療従事者への「ありがとうございます」たったこの言葉だけでも多くの人が救われるはずです。
世界が今までにない状態に陥っている中、私たちは「感謝の気持ち」 「思いやり」をもっと持つべきだと思います。
私もこれらの「感謝」と「思いやり」をしっかりと持ち、コロナウイルスに侵されている社会と向き合っていきたいです。