[ぼらぷらエッセイ]

『 私が考える、今の自分に出来ることは「他・・・』

 私が考える、今の自分に出来ることは「他国の現状を知る」ことだと考えます。新型コロナウイルスが世界的に流行し始めて既に半年以上が経ちました。私たちの生活もガラッと変わり、今まで当たり前にできていたことができなくなりました。当然のことながら、私たちはこの新しい生活様式に慣れていく必要があります。同時に、私は新しい生活を余儀なくされたのは日本に住む人だけではないことを忘れてはならないが重要だと考えます。
 最近のテレビ番組や新聞でよく見かけるのは、「日本のコロナ対策」や「日本の経済への影響」といった「日本」に焦点を当てたものばかりのように感じます。たしかに、日本に住む私たちが自国のことを最も重要視することは、不思議なことではないかもしれません。しかし、新型コロナウイルスのような世界規模での問題を解決するためには、「日本」に固執していてはいけない事は明らかです。
 前述のように、最近のメディアでは日本の情報ばかりが報道されます。そのため、その報道を見る人々も、自然と日本の現状だけを気にしがちです。私自身も、このオンライン研修を通して他国の現状や世界中の課題を学んでいなければ、新型コロナウイルス渦における日本の現状しか考えることはなかったでしょう。しかし、私はこれまでの活動や学習を踏まえて、日本だけでなく他国の現状も知ろうと考えることができました。
 直接行って他国の支援ができない、このような状況であるからこそまずは、インターネットなどの様々な手段で「他国の現状を知る」ことが今の私に出来ることだと考えます。新型コロナウイルスが落ち着いた後、以前のようにSDGs達成にむけた活発な活動が行うことができるように準備をする、という意味でも、この問題を日本だけの問題とするのではなく、世界中の問題であると再認識したうえで、他国の現状についても学んでいきたいと思います。

※新型コロナウイルスの情報は流動的ですので、このエッセイを書かれた当時の個人の意見として捉えていただくようお願いいたします。