1概要
インド貧富の差
インドの人口が100人だとしたら…1人の大富豪が資産の半分以上を持っているそう(Oxfamレポートより)
人口の半分以上が貧困層とも言われています。インドの貧富の差はそれだけ大きいのです。それは、急激に発展した経済発展が人々に平等に利益をもたらせていないことを意味します。 また、女性差別やカースト制度は廃止されたものの未だにある身分差別などの影響もあり、差別を受けている人々はさらに貧困に陥りやすいそうです。
孤児院
ひとくちに孤児院と言っても、状況も様々な孤児院があります。 大富豪が建てた、広大な庭がある孤児院。
資金繰りに困っている孤児院
みんな同じ子どもですが、全く違った環境・状況のなかで生きています。
2現地の様子
活動の様子
2つの違う状況の孤児院を訪問し、子どもたちと交流をしていただきます。 同じ孤児院でも全く違った環境に驚くかもしれません。それぞれの孤児院が抱える問題、それから見えてくるインド全体としての課題を見つめてみてください。
3参加者の声
“毎日新しい施設をまわるなかで、お金のある施設、ない施設、そこでの子ども達の暮らしの違いなどを感じることができました。”
“インドにはたーくさん孤児院とかがありました。毎日1.2カ所ずつ訪問して、ご飯を配給したり、実際にお話ししてみたり、ボランティア、というよりも、現状を聞いたり子どもたちと遊んだ、っていうほうが大きいかも。これらの学校は、全部寄付で成り立っていて、確かに、立派な、とは言えないけど、思っていたよりはちゃんとした施設だし、ご飯も提供されてるし、お世話する方たちもちゃんといるし。。何より子どもたちがとってもフレンドリーで明るかった!でも親元を離れて過ごしてる子がほとんどでした。なかには、ほんとに施設内に設置されたポストに生後何ヶ月で捨てられた子も。物乞いをしている子達がいる中で、こうした施設がちゃんとある、という現状を知れてよかった。もちろん入所は誰でもできるし、無料なんだから、物乞いなんかしないで、こういった施設に入ればよいのに、なんて思ってしまうけど、そこにはインドならではの考えがあるんだろうなあ。こういうところで育った子は、将来どんな大人になるんだろう、、、しっかり家族作って、養えるような職に就いて、再びこの孤児院に自分の子どもを送るような、そんな負のサイクルだけはやめてほしい、って思いました。”
“スタディツアーで孤児院や盲学校、聾学校を訪れる中で、お金の寄付は勿論大切かもしれませんが、直接子どもたちを豊かにするものでは無いということに気が付きました。お金では、子どもたちの心を救う事は出来ないんだと実感しました。私達が日本から持ってきた文房具を見つめる笑顔、折り鶴を最後まで一生懸命作る姿、子ども達はご飯を食べるにしても勉強をするにしても、遊ぶにしても常に全力でまさに生きていると感じました。マザーテレサの”孤独が一番の不幸だ”という言葉があるように、子ども達が凄く笑顔で元気に過ごしているように見えるのは、その施設にサポートして下さる人がいて、同世代の子ども達が家族のように一緒に暮らしているからだと思います。 帰国してから、日本人は経済的に豊かかもしれませんが、インドで出会った子どもたちのように心は豊かだろうかと考えました。日本を客観的に見れるようになりました。 “