フィリピンスタディツアー
Philippines Study Tour
1フィリピンについて
東南アジアに位置するフィリピン。7000以上の島々によって形成されています。多民族国家のフィリピンには、先住民を始め様々な民族・文化が共存しています。過去にはスペインやアメリカの植民地となりましたが、1943年独立を果たしました。その後急速に発展の道をたどるフィリピン。首都マニラは東南アジアでも有数の大都市で、スタディツアーの開催地でもあります。
- 大都市
- 貧民地区
- 貧富の差
2フィリピンスタディツアーの意義
フィリピン1の大都市マニラ。正式にはメトロマニラと呼ばれ、経済の中心地です。そびえ立つ高層ビル群、東南アジア1大きなショッピングモールがある一方、少し郊外に出れば貧困にあえぐ家族がトタンやバラック式住居に身を寄せ合いながら暮らす光景もあります。また、多くの子ども達が路上でのゴミ拾い等の仕事を余儀なくされていて、教育を受けることもできず、多くの支援を必要としています。このプログラムでは、ストリートチルドレンの現状を学び、子どもたちへの様々な形の支援を視察します。「自分は子ども達のために何ができるのか?」様現地の理解を深め、自分にできることを探りましょう!
- 訪問
- 理解
- 観光
3ツアー中の訪問先について
1老人ホームと孤児院の大型集合施設
教会のシスターによって設立された、フィリピンで最も古い慈善施設です。親をなくした孤児・障害などのハンディキャップを持った子ども・身寄りのない老人など約300名が生活しています。シスターや医師・看護師さんも100名以上が人々のケアをしています。視察をとおして、困難な状況でも笑顔を生み出す人々の温かさに触れます。 もっと見る
2マニラ市内観光
スペイン植民地時代の面影を残すサンチャゴ要塞、や1581年に建設されて以来マニラで最も重要な教会であるマニラ大聖堂、フィリピン最古のサン・オウガスチン教会などを訪問し、フィリピンの歴史を学びます。
3スモーキーマウンテン跡
スモーキーマウンテン地域のゴミ山は環境改善されましたが、その周辺にはまだスラム街や他のゴミ山が広がっています。ゴミとして捨てられたペットボトルや貴金属類は拾ってリサイクル業者に売るとお金になるため、ゴミ拾いをしてクラス子どもたちもいるのです。また、マットレスやスポンジの切れ端を集めて、新品同様のマットレスに変えて売ることで収入を得るなどして、生活をしている人々もいます。現地に足を運ばなければわからない、力強く生きる人々の様子を見学します。
4貧困地区で給食活動
現地到着後、現地でみなさんにお支払いいただく100ペソ(約300円)で子どもたちに食糧を購入し配布します。貧民区には、毎日の食事も満足に食べれない子どもたちがたくさんいます。そんな子どもたちに、みなさんから食べ物だけではなく、笑顔も一緒に届けましょう!
5ストリートチルドレンの保護施設
15歳~大学生くらいの男の子約90名が生活しています。学校に通うための生活支援や、職業訓練などを受けています。男の子のみだからといって心配することはありません。これまで参加された女性会員さんから、うまく交流ができるか心配だったが時間がたつのがとても早いと感じるほど楽しかった、というコメントを頂いています。男の子たちはみんなフレンドリーで親しみやすいので、積極的に英語で交流しましょう!また、敷地内にはバスケットコートもあるので、一緒にスポーツをしても盛り上がります。
6孤児院
ひとつの村のような孤児院です。8件ほど家が建っており、それぞれの家に母親を担う方と6~8人程の子どもたちが本当の家族のように暮らしています。みなさんはそのうちの1つの家を訪問し、交流をしていただきます。敷地内にはバスケットコートやブランコ、広場もあるので体を動かす遊びもできます。 もっと見る