ベトナムスタディーツアー
Vietnam Study Tour
1ベトナムについて
東南アジアの東に位置するベトナム。南北に長く、それぞれの地域で異なる特徴をもっています。北部にあるのは政治と文化の都、首都ハノイ。南部にあるホーチミンは、経済の中心地。また、ベトナム戦争で激戦区となった場所の1つでもあります。近年、経済発展も著しく、日本の企業もベトナムに多く進出しています。おいしい他食べ物や可愛い雑貨も多く、女子旅でも人気の目的地です!
- 経済成長
- ベトナム戦争
- 観光
2ベトナムスタディツアーの意義
このスタディツアーでは、ベトナム戦争に関係のある施設や団体に訪問する機会が多くあります。1960年から1975年まで続いたベトナム戦争。終結から月日は経ちましたが、現在にも傷跡は残ります。ツアー中、枯葉剤の影響で障害を持った子ども、体が満足に動かせない子どもたちと交流する機会もあります。厳しい現実に、目を背けたくなる場面もあるかもしれません。しかし、子どもたちの純粋な笑顔を見ていると、輝かしい未来を示しているようです。
様々な施設を訪問しながら、自分に何ができるのか、未来の自分について考える一歩としていただければと思います。
ツアー最終日にはホーチミンから飛び出して、メコン川クルーズのオプショナルツアーもあります。
- 訪問
- 理解
- 観光
3ツアー中の訪問先について
1統一会堂
ホーチミンに行ったら見逃せないのが統一会堂。ベトナム戦争終結のシンボルです。広大な敷地に建てられ、部屋数はなんと100以上!軍事会議室や、脱出扉にヘリポートなど、当時の様子がリアルに伝わってきます。海外からの観光客だけでなく、ベトナム国内でも人気の観光スポットです。
2戦争証跡博物館
ベトナム戦争の悲惨な歴史を繰り返してほしくないとの想いから建てられました。館内には、実際に使われた戦車や戦闘機の展示や、当時の様子がわかる写真などが多くあります。ベトナム戦争当時の戦場カメラマン・写真家を取り上げた場所もあり、有名なロバート・キャパ、日本人の沢田教一や一ノ瀬泰造も紹介されています。
もっと見る3クチトンネル
ベトナム戦争中、ベトコン(南ベトナム解放軍のゲリラ部隊)が掘った穴で、その長さなんと全長250キロ!人民を守り、アメリカ軍の攻撃から身を潜め、奇襲をかけるために掘られたそうです。みなさんも、一部トンネルの中を通ることができます。中は狭く、身をかがめてやっと進むことができるくらいです。当時、人々がどのように戦争の最中を生き抜いていたのか、身を持って体験してみましょう。
もっと見る4孤児院
多くの子どもたちが枯葉剤の影響を受けており、何らかの障害を持っています。なかなか外の世界を知る機会のない子どもたちが多くいる中で、みなさんとの交流を楽しみにしてくれています。たくさん交流をしたり、食事やシャワー、リハビリのお手伝いをしたり。コミュニケーションに難しさを感じることもあるかもしれませんが、ジェスチャーや笑顔を通して気持ちは充分子どもたちに伝わります。ためらわず、積極的に交流してみてください!
もっと見る5フリースクール
貧困地区にあるストリートチルドレンやスラムの子どもたちのための小学校です。多くの子どもたちの親は、病気で亡くなっていたり、犯罪を犯して刑務所に収容されています。そのため、子どもたちは午前中のクラスが終わると、家計を支えるために働きに出かけます。今回の訪問では、そんな子どもたちと思いっきり交流をしていただき、普段とは少し違う楽しい思い出を作ってあげましょう。
もっと見る6ツーズー病院の平和村
ホーチミン市内で有名な産婦人科病院です。枯葉剤の影響を受けた子どもたちのための施設“平和村”が院内にあり、そちらに訪問をします。日本でも有名なベトさんドクさんの、ドクさんが職員として働いています。もしかしたら、タイミングが合えばドクさんに会えるかもしれません!
もっと見る4オプショナルツアー
東南アジアを代表するメコン川を手漕ぎボートで下ります。南国の木々が生い茂る風景はまるでジャングル!異国の風景を体感しましょう♪その後は夜のホーチミンの魅力も満喫♪ベトナム名物の水上人形劇も見れます!
5みなさまへ
終結した戦争、今でも残る傷跡。ベトナム戦争では多くの人が傷つきましたが、中でも枯葉剤の影響は悲惨なものがあります。孤児院やストリートチルドレンの小学校・ツーズー病院への訪問を通してたくさんの現地の子どもたちと出会い、交流する中で、戦争による犠牲の大きさを知ると共に、未来につながるかけがえのない命とのふれあいを経験してほしいです。