『人の繋がり、世界の繋がり』
私がSDGs、そして世界に貢献するために出来ることは、SDGsについて今回の研修で知ったことをより多くの人に伝えるということだと思う。
SDGsとは持続可能な開発目標のことだ。持続可能な世界を実現していくための17の目標が掲げられており、それらの目標を2030年までに達成することを目指している。「誰も置き去りにしない」社会を実現するため全世界的な努力が期待されている。
17の目標は独立したものではなく、互いが密接に関わり合っている。つまり、総合的に取り組むことが重要になり、それによって多くの目標が達成されていく。
始めに私がより多くの人にSDGsについて伝えるべきだと述べた理由は総合的に目標に取り組むことが大切というところに関係する。
17の目標は自分が直接関わることができるものも、間接的に関わることができるものもある。
例えば目標12の「つくる責任、つかう責任」に関係する持続可能な消費について考えてみよう。日々を過ごす中でご飯を残したり、買ったけど使いきれず廃棄したりといった経験はないだろうか?この行動が無駄な消費を増やしてしまっている。食べきれる量を食べる、無計画に食べ物を買わない。こういったことを心がけることで目標12に貢献できるのではないだろうか。
では目標6の「安全な水とトイレを世界中に」はどうだろう。私達のような高校生が世界中に安全な水とトイレを届けたい、と思っても実際にそれを実現するのは難しい。しかし、実現するために関わる方法はある。その一例はユニセフ募金だ。自分がお金を寄付することで、浄水剤や手押しポンプ用機材などを届ける支援をすることができる。直接届けるわけではないが募金をすることで間接的に目標6に貢献できるのではないだろうか。
大工は看護はできない。また医者は大工仕事はできない。しかし、大工が工事をすることで医者は仕事をする場所を得ることができ、医者がいることで大工含め多くの人々が医療機関で診察を受けることができる。この繋がりはどちらかが欠けると成り立たないものだ。一方が欠けると完全なものにはならない。それぞれが独立したものではなく、関係性をもっている。この繋がりは17の開発目標の実現と同じではないだろうか。
SDGsの達成は一人でできるものではない。多くの人の力があってできるものだ。しかしSDGsの存在を知らない人も多くいる。認知度が低いということは行動する人が少ないということ、つまり先程述べた繋がりが狭まるということだ。私はこれがSDGs達成の大きな妨げになるのではないかと考える。そこで初めに述べた「多くの人に伝える」という言葉が意味を成す。
今までに述べたことは理想であり、現実ではない。しかし、SDGsという理想を叶えるためには理想的な行動をしなければならない。容易なことでは無いと思う、だが無理なことでも無いと思う。理想を広め、意識を広め、繋がりを広める。これこそがSDGs達成の一番の近道なのではないだろうか。
そのためにまずは、SDGsを知る人が、知らない人に伝え、繋がりの輪を広げてはどうだろう。SNSが普及する今、たくさん便利なツールがあるのだ。使えるものは有効に活用すれば、人々の意識を変えていくことができる。大きな力のない一人一人にできることはたくさんある。私がSDGs、そして世界に貢献するためにできることは、今回の研修で知ったことを多くの人に伝えることだと思う。そしてこの行動から多くの人がSDGs、世界に意識を向けた時、今まで以上に人々の行動は大きな力を持てるだろう。
大変満足
SDGsについて学びたい
一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
海外研修ボランティアの活動に興味を持ったため。
今までは世界に向けていなかった視野を向けることで新しく様々な知識を得ることができた。
SDGsの活動に興味が湧いたので進路に生かしたいと思う。
初めてのことだらけでとはどうこともありましたが、研修が終わる頃には視野が大きく広がりました。自分に自信をつける機会にもなると思います。