『興味があり、好きなことから』
私はSDGsについて、昨年環境地理の授業を受講したことでその言葉を知った。それまでは誰もSDGsについて述べる人はいなかったし、私自身はニュースを多く見る方だと思っていたが、ニュースでも聞いたことが無かった。この目標が設定されてから私が知るまで、4年も既に経過していたことは大きな驚きであった。持続可能な開発目標。普段通りに暮らしていると私たちの今の生活が「持続可能ではない」と気付く人は少ないだろう。しかし、豊かな日本のような生活を全世界の人が始めると、この地球は堪えることが出来ない。
中でも私が特に達成したいと思うことはジェンダーの平等だ。私自身、ジェンダー問題については興味があり、ジェンダーに関する授業を積極的に受講してきた。2019年の日本のジェンダー・ギャップ指数は153カ国中121位である。この順位は世界的に見てもとても低い順位である。男女間の教育格差はほとんど無いが、女性が無償の家事労働を行う時間が男性の3倍以上であることや、国会議員のうち女性の数は圧倒的に男性よりも少ないこと等が挙げられる。それ以外にも、男性が育休を取得することが難しく女性がワンオペ育児を強いられ、女性の社会的孤立に繋がることも指摘されている。
こういった男女間のギャップを埋めていくために何が出来るのか。まずは「男性は外で稼ぎ、女性はうちで家事をする」という考えを社会全体が変えて行くことが大切である。その為にはその考えが拡がっている上の世代と話す時も否定すべきところは否定し、若い世代や自分が産み育てる子供達には、伝統的価値観を植えつけないように教育していくことが重要である。
ジェンダーの不平等について学んでいくうちに、女性が受ける不平等だけでなく、男性が受ける不平等を知ることができた。私が最も好きなお菓子はチョコレートである。一日に一度は食べたいお菓子であり、チョコレートを食べることで幸せな気持ちになることが出来る。しかし、そのチョコレートの原料、カカオの生産現場では未だに児童労働が問題となっている。そこでは女子よりも男子がカカオの収穫に従事することを強いられている。体力面での問題等が、男子が多く従事する原因ではあるが、その報酬はととても少ない。報酬が少ないことは、チョコレートの生産会社に辿り着くまでに多くの仲卸業者があり、チョコレートの生産会社が支払ったほどの金額が生産者までに届いていないことが一因とされている。
この問題を私たち消費者はどのように解決すべきか。まず私たちは積極的にフェアトレードのルートで市場に出回るチョコレートを購入するべきである。児童労働を強いられる子供達に対して労働に見合った報酬が払われるためには、搾取的な児童労働で得られるチョコレートの生産ルートを衰退させ、フェアトレードにより適切な方法・金額で供給されるチョコレートのルートを活性化させることが、多くのカカオ生産国で労働を強いられている男子たちを救うために私たちに出来ることである。
SDGsと聞いても、世界全体で目指すことであって、私一人が何かに貢献出来るものではないと思っていた。しかし、その「一人」だとしても世界のすべての人が「自分一人だと何も変わらないかもしれない」と思いながらも行動すれば、SDGsの達成に繋がるはずである。この地球がこれからも永遠に持続可能な星であることを願う。
満足
留学に行くはずだったのにいけなくなった、コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい
視野が広がった!
勉強になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
今年の夏休みに海外研修を希望していたが、この新型コロナの状況下では参加出来ず、そんなときに学校からのオンラインでの研修の紹介があり、参加したいと思ったため。
最初は週1回の受講は楽だと思っていたが、忘れているなどして溜めてしまい大変な時もあった。しかし、LIVEアクティビティはカンボジアについて何も知らず、「初カンボジア」という感じで面白かった。最初は一人で不安もあったが、ほとんど滞りなく進んで良かった。
またSDGsの知識を身に付けることは、これから海外に行き、誰かと交流する上でとても大切だと思うので良い知識を得ることが出来た。
一人でもSDGsの達成の為に行動をする。また常にSDGsを意識して行動していきたい。
SDGsの知識はこれからの社会、世界では重要な知識であるから、良い経験になるはずです。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
LIVEアクティビティで交流してくださり、ありがとうございました。SDGsのボランティアというのは、私にとって新鮮でした。