『つながりを切らさないこと』
私が、「私とSDGsと世界」のつながりにおいて貢献できることは、私自身が、SDGsや世界との間のつながりを切らさないことであると考える。私は、「私とSDGsと世界」において、3つの関係性があると考える。それは、私とSDGs、SDGsと世界、そして私と世界の3つである。今回は、私自身に関わる、私とSDGs、私と世界の、2つの関係性について考えていきたい。
まずは、私とSDGsのつながりである。ここにおいて、もっとも重要であるのは、自分自身の周りにあるSDGsの取り組みについて知ることである。一番身近なのは、目標の8である。この目標は、生産者側だけでなく、消費者にも関係している。私自身、自由研究でフェアトレードについて学んだ。当時は、SDGsについては知らなかった。しかし、自分の行動によって、助かる命があるということに衝撃を受けたのを覚えている。また、今、法学部として学んでいる私にとって、目標16は、将来の道を決めるためにも、重要な点となる。日々の小さな選択により、SDGsの取り組みが進み、救われる人がいる。私自身の行動やそれによる決定と、SDGsは繋がっているのである。
次に、私と世界のつながりである。ここにおいて、もっとも重要なのは、世界の現状を知ることである。私は、今年の春、フィリピンで海外ボランティアとして活動を行った。世界の現状を知るとともに、日本の製品が使われていることにも驚いた。遠い国ではあるが、確かにつながっていることを、確信した出来事であった。また、今回は、研修において、カンボジアとつながることが出来た。オンライン化が進み、遠くの相手とも会話をすることが出来るようになることで、繋がることが容易になった。どこか遠い国ではなく、会話したあの子がいる場所、関わった方々が、確かに住んでいる場所である。私という小さな存在ではあるが、確かに世界とつながっているのである。
私とSDGs、私と世界の2つの関係性において見てきた。2つには、他人事にせず、それぞれについて知り、学び続けることの大切さが共通していると感じる。個人で、SDGsや世界に貢献することは難しく、できることは少ない。だからといって、つながりをなくしても良いわけではない。難しいからこそ、他人事にせずに、学んでいくことが大事になる。
また、今年は、コロナ渦となり、例年と違った日々が過ぎている。コロナ渦の中では、多くの面で影響があり、変化が起きている。しかし、私は、このコロナによって、世界ががらりと変わったのではなく、今の日本や世界の現状が浮き彫りになっただけであると感じる。元々世界が抱えていたけれども、表にはなかなか分かりづらかったものが、このコロナにより改めて問題となったのだ。
このように、この研修によって知ったことや問題、そしてもちろんSDGsも、どこか遠い世界ではなく、今、目の前で起こっていることである。だからこそ、今、世界で何が起きているのか、どのような未来へと向かって、動いているのか。そのために、まずは、知ることから始めたい。知り、学ぶことで、私とSDGsと世界において、つながりが出来ていくのである。
大変満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、社会問題に興味がある
勉強になった!
いい経験になった!
私は、今年の2月にフィリピンに研修に行きました。そこで始めて知ること、学ぶことが多くありました。その時に学びの大切さを深く実感しました。しかし、コロナの影響で、海外に実際に行くことが叶わず、悔しい思いをしていました。そんな中、学校からのお知らせによりこのプログラムを知りました。SDGSについても学びたいと思っていた私には、とても魅力的だったため、申し込みをしました。
SDGsについて、色々な面で学ぶことが出来、とてもよかったです。海外に実際に行くことが出来ない、このコロナの時期に、現地の子ども達と、オンライン上であったとしても、交流することが出来、貴重な経験となりました。また、オンラインでできることもあるかもしれないと、考えるきっかけともなりました。小論文をうまく書くことが出来ず、少し悔しい面もありますが、自分自身の課題として、「私とSDGsと世界」について、これからも考えていきたいと思いました。
今回学んだことを、しっかりと覚えておきたいです。また、この研修をしてから、街中や暮らしの中で、SDGsに関するマークや記載等に目が行くようになりました。物を残さないようにとすることもですが、自分にできることを一歩一歩続けていきたいです。
SDGsについて考える良いきっかけとなります!