[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『できることから始めよう』

小論文

『できることから始めよう』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

「エスディージーズ?」私がこの研修を受講したいと母に伝えたとき、母はSDGsの存在を知らなかった。また、友人30人に『SDGsの認知度調査』を行ったところ、SDGsの内容まで理解している人が50%、名前だけ聞いたことがある・名前も聞いたことがないという人が50%の割合であった。また、研修を通してSDGsの認知度の世界平均は74%を占める中、日本は49%と最下位レベルであることを知った。私は日本人がSDGsへの関心が低い理由として、日本での暮らしが大いに恵まれているからだと改めて痛感した。私たち日本人は、発展途上国で直面している問題を他人事と考えるのではなく、自分事として捉えるべきであると考える。
 私は、パン屋でアルバイトをしている。初めてシフトに入った際に、閉店作業時に30~50個ほどのパンを捨てている光景を見て、あまりのショックに言葉を失った。まだ食べられるものを捨てることにかなり抵抗があり、もしパンが保存できるならば食べ物がなくて困っている発展途上国の子供たちや、国内であっても学童などに寄付したいと思い、胸が痛んだ。それ以来、私は日頃から食事を残さず食べることを徹底した。この行動は、SDGsの目標の一つである、「②飢餓をゼロに」の達成に向けて貢献していることだと思う。
 また、2020年7月1日から「レジ袋の有料化」が始まった。私は常にエコバックを持ち歩くようにしている。また、アルバイト先のパン屋でも6~7割程度のお客様が自身のエコバックを持ってきてくださる。この取り組みは、SDGsの「⑬気候変動に具体的な対策を」や「⑭海の豊かさを守ろう」といった目標に貢献している活動だと思う。
この研修を通して、一人一人がSDGsに関心を持ち、自分にできる小さな行動を起こすことが、周囲を巻き込み、世界規模で大きな問題を解決することに繋がることを学んだ。また、日本人のSDGsの認知度向上のために、友人とSDGsについて会話をしようと思った。さらに、つい日本での暮らしが当たり前で世界の人々も同じような暮らしをしていると思ってしまいがちだが、決してこの豊かな暮らしを当たり前だと思わず、感謝の気持ちを忘れずに生きていきたい。まら、世界情勢に目を向け、SDGsの目標を達成するために今できることから始めていきたい。

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