『「安全な水とトイレを世界中に」』
オンラインSDGs海外ボランティア第二回研修の中に、SDGsの17の目標について勉強した。最も関心を持っているのはその中の6番目、「安全な水とトイレを世界中に」という人間としての基本的な生活を維持するための目標である。
地球では98%は海水で、淡水はわずか2%、その部分は氷山で、私たちが日々利用できるのは2%の0.01%にも満たないのである。「地球上の水全てが風呂桶一杯の水だったとすると、私たちが使える水はわずかに一滴。」という例えもある。この一滴の水を地球で生活している私たちを支えている。
生まれてからずっと水に困っていない私は水の貴重さを改めて認識した。
今、安全な水を飲められない人は、世界で約21億人がいる。また汚れた水を主原因として命を落とした人は毎日4900人以上いるのも現実である。その中半数以上は子どもだった。彼らは綺麗な安全な水を手に入れられないため、どんな汚れている水でも飲むしかない環境にいる。水の問題は衛生問題だけにかかわるではなく、子供の教育にも関わっている。アフリカ諸国においては、毎日8時間をかけて水扱みに行く子どもは普通にいた。その子供たちは水扱みだけで多くの時間が取られ、勉強する機会も減っていくのも事実である。
昨年アフガニスタンでお亡くなった中村哲先生は命を尽くして、アフガニスタンで用水路を建設し、多くの人々の命を救った。中村先生は「武器ではなく命の水を」という言葉をおっしゃった。この世界は1日も早く多くの人々が安全な水とトイレを利用できるよう、心からお祈る。
またこれからは自分自身もお水の節約を心構え、徹底にするように頑張っていきたい!今の生活を見直した。例えばお風呂の残り湯の再利用や洗濯物を一回でまとめて洗うことや無洗米を使用することや節水型のトイレを買い換えることなど。このような日常生活の中でできることから始まり、私なりのSDGsではないかと思っている。