『小さな事からコツコツと』
私は、大学二年生で、ある講義を受けたときにSDGsという取り組みが行われているということを知った。この講義の中で、SDGsは世界の誰かだけの問題というわけでなく、私たちの生活にも関わることであり、私にもできることがあれば率先して行動していきたいと考え、この研修に応募することにした。
まずSDGsとは、2015年9月に国連サミットで採択された持続可能な開発目標のことである。ここには、持続可能な世界を実現していくための17の目標が掲げられている。また、これらの目標を2030年までに達成することを目指している。そして以前のプロジェクトでは、発展途上国の問題を先進国が助けるという内容のものであったが、今回のプロジェクトであるSDGsでは「誰も置き去りにしない」社会の実現をスローガンに掲げ、全ての国の全ての人々に参加するよう呼びかけている。このように全世界の人々の協力を要請するということは、やはり世界中のどこかの国で大きな問題が発生すれば、それは他の国にも影響を及ぼしうるということを意味しているということがわかる。これのいい例として気候変動問題が挙げられる。
ここからはSDGsの達成すべき目標の13である「気候変動に具体的な対策を」について述べていく。まず、前提として、温室効果ガスの排出を原因とする地球温暖化現象が世界各地での気候変動など様々な影響を及ぼしている。また、温室効果ガスの70パーセントを占めるのが二酸化炭素である。つまり、地球温暖化現象を食い止めるには、まず二酸化炭素をできるだけ排出しないようにすることが大切である。しかし、その二酸化炭素の排出量は日々増え続けている。そして、温室効果ガスが今まで以上に排出され続けると、地球の平均気温は上昇していき、それにつれて海面水位も上昇することになる。そうなると小さな島は水没するだけでなく、農作物にも影響が及ぶ。近年、日本でも記録的な豪雨による浸水被害や台風の増加など多数の影響を受けている。また、地球温暖化がもたらす影響は経済面にも及ぶと言われている。そして、このような各方面への影響は今後も大きくなると予想される。しかし、これから大幅な制度や技術変革が起きれば、地球温暖化はある程度食い止めることができる。つまり、一刻も早く地球温暖化現象を食い止めるためには具体的な対策を講じることが必要となる。
そのために私たちは、政府などに全てを任せて、受け身となるのではなく、自らが考えてアクションを起こしていかなければならない。例えば私が実行していることとして、使っていないコンセントを抜き電力を節約する。また、電化製品を買い替えるときは省エネ製品を選ぶように心がける。これは私が特に意識していることであるが、他にも自動車の利用量を減らす、太陽光パネルの導入、森林を保護する目的のボランティアに参加するというようなアプローチの仕方もある。このように、身近なところに私たちができることはたくさん潜んでいる。このことから、私たちは小さな事でも実行して、積み重ねることによって大きな結果を生むことになるということを忘れずに日々取り組み続けたい。
満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた
勉強になった!
海外ボランティアに興味があったため。
今回このオンラインボランティアのプロジェクトに参加してSDGsについて深く知ることができた。私の周りではSDGsを知る人は少ないので、私が率先して行動して周りにいい影響を与えれるようにしたい。また、ここで学んだことを周りの人にも伝えていきたい。
今回はオンラインのプログラムでSDGsについて学べたので、この学びを活かして環境汚染防止のための木を植えるボランティアなどに主体的に参加していきたい。
自分のためにも他人のためにもなるので是非参加してみてください。