『日本人の意識』
SDGsは「誰も置き去りにしない社会」を実現するために、世界中で取り組むべき課題である。2020年に発表された世界のSDGs達成ランキングでは日本は17位である。しかし、世界経済フォーラムが昨年発表した調査によると、SDGsの認知度の世界平均が74%に対して、日本での認知度は49%と世界最下位レベルであるという。これは、今現在日本が評価されている部分は、政府や一部の人の努力により達成されているといえるのではないだろうか。なぜ日本での認知度が低いのか、また認知度を高めるために私はどのような行動ができるかを考えていきたい。
日本での認知度が低いのは、そもそも貧困や環境や平和に対して見つめ直す機会が少ないからであると考える。今の日本は平和で比較的裕福で恵まれている国である。そのため、このままでは地球環境が破壊されていくことも、世界にはまだまだ多くの経済格差に苦しんでいる人たちもいるということはなかなか意識しづらいように感じる。私自身も正直なところ、SDGsについて学ぶ前まではあまり考えてくる機会がなかった。まずはこの点をどうにか改善するべきだと思う。日頃からそのような問題について考える意識を持つためには、やはりSDGsの取り組みをメディアで報道したり、学校でも積極的に広めていくことは必要不可欠なことであると考える。最近は環境のために袋を有料にし、エコバックを持ち歩くという行動が少しずつではあるが定着している。このように日本人はみんなが取り組めば、しっかり取り組めると思うので、新たな取り組みをする際にメディアで積極的に呼びかけを続けることは重要であると考える。
では私自身はSDGsの認知度を高めるために何ができるだろうか。やはりまずは、様々な世界的問題を自分ゴトとして考え、それらを身近な人に伝えていくことが大事であると考える。また自分にできる小さなことでも積み重ねると大きなことになるので、日常生活でできることを継続していくことか大切であると思う。
日本でももっと認知度を高めるために、まずは自分自身が発信して行動できるようにすることを私の最大の目標にしようと思う。