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[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『SDGsと私の生活』

小論文

『SDGsと私の生活』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 SDGsを達成するためには、まず私たちが世界で起きている問題を理解し、それを世界の人々と共有し、行動を起こすことが必要である。では「私とSDGsと世界」の繋がりに1人1人が貢献できる行動とは、どのようなものがあるのだろうか。私は自分自身の生活を見直すことがその繋がりに貢献できる行動だと考える。
 なぜなら私たちは今までエネルギーの使いすぎや、大気汚染を引き起こす原因となるなど、SDGsの目標達成ができないような生活を送ってきたからである。このような生活を変化させれば、SDGsの目標達成や地球環境の問題解決にも大きく貢献できると考えた。その生活の中でも特に見直し、変えていく必要がある部分は3つある。
 1つ目はプラスチックゴミの排出である。近年、海洋汚染が問題となっているが、その主な原因はプラスチックゴミである。現在、多くのプラスチックゴミが海に流れている。この状況はいずれ私たちの生活にも悪影響を及ぼしてしまう。それを変えるために、私は日々の生活のなかでプラスチックゴミを出さないという心がけをすることが大切だと考える。例えばエコバックや水筒を持ち歩くことが挙げられる。2020年にはプラスチックバックが有料化され、エコバックを持ち歩く人が増えたと思うが、やはり私自身もプラスチックバックを使う機会は多い。そのためまずは意識を変えることで、プラスチックゴミの削減に貢献できると考える。
 2つ目は食品ロスである。世界にはアフリカや南アジアなど飢餓に苦しむ人は約8億人いる。ところが、消費者庁によると日本の食品ロスは平成29年度推移で、およそ612万トンとなっている。この量は食糧援助量の約1.6倍で、国民1人あたりに換算すれば、お茶碗約1杯分の食べ物が毎日捨てられていることになる。この状況を改善するべく、私は余ったおかずをリメイクするなど、食品を無駄にしないように意識することが大切だと考えた。また生協では食品ロス削減を掲げ、シーズンが終了した食品を安く売ることを行っている。このようなキャンペーンを利用することも食品ロスの削減につながるだろう。またこのような意識を持ち、食生活を見直せば、飢餓に苦しむ人々を救うことができると考える。
 3つ目は消費行動である。これまでの生活では、大量生産・大量消費・大量廃棄という考え方が繰り返されていた。しかしこの考え方のまま生活を続ければ、大量のエネルギーが使われ、現在よりも環境が破壊されてしまうだろう。それを防ぐために、私は買い物をする際、自分にとって本当に必要なのか考えてから購入することが必要になると考える。私は衝動買いをしてしまうことが多く、購入しても結局使わないという経験が多かった。このようなもったいない行動を防ぐためにも、よく考えてから購入することは大切だと考える。またサステナブルラベルのついている商品を購入するように心がけることも重要だと考える。このような商品を購入することで持続可能な社会へと進むことができるだろう。つまり消費行動を見直せば、環境により優しい生活を送ることができると考えた。
 このように日々の生活を少しでも変化させることは、「私とSDGsと世界」の繋がりに貢献し、SDGsの目標達成に近づくと考える。またプラスチックゴミの削減、食品ロスの削減、そして消費行動の見直しは、世界の環境問題や飢餓、そしてエネルギー問題を解決するための行動にもなるだろう。そして私たちにとってはわずかな意識の変化でも、その行動が世界の人々にも広がれば、さらにSDGs達成に向けての動きが加速すると考える。

安部由紀子 准教授氏

SDGs を「自分ごと」として捉え、実際に何ができるかという具体的な提案が論理的に記述されていて、読んでいてとても頼もしく思いました。 プラスチックも、食費ロスも、消費行動も今日からでも行動できる本当に大切な一歩と思います。 SDGs実現に向けて、是非実践し、家族や周囲の友人達にもよい影響を与えていっていただきたいです。さらなる活躍を応援しています。

ぼらぷら

「SDGsと私の生活」というタイトル通り、この研修を通して学び得た知識や情報を自分の中に落とし込み、具体的なアクションにまでアウトプットしていますね。 また、起承転結のある文章で読み手にも伝わりやすく、あやきさんの考察が伝わる論文でした。 ぜひあやきさんには、SDGs世代の一員として「わずかな意識の変化」をより多くの人へ広めていってほしいと願います。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい

受講後の気持ち

一生モノの学びになった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
LIVEボランティアが楽しかった!

研修を受講した理由を教えて下さい

春休みで時間があり、何か自分のためになるようなことをしたいと思っていたところ、このボランティアを知り、SDGsについて学ぶよい機会だと思ったからです。また新型コロナウィルスの影響でなかなか海外に行けないなか、自宅にいながらカンボジアの子どもたちと交流できるというところに魅力を感じました。

研修を受講した感想は?

この研修に参加する前はSDGsについてよく分かっていなかったのですが、この研修を通してどのような社会問題が起こっているのか、そのために私たちはどのような行動をしなければいけないのかを理解することができました。またSDGsに関する知識は自分のためにもなりました。LIVEアクティビティでの経験は私にとって貴重な体験となりました。私はボランティアをすること自体が初めてだったためとても緊張したのですが、とても楽しく活動することができ、子どもたちから刺激をもらったので、初めてのボランティアがこの研修で本当によかったと思いました。この研修に参加したことで知識がとても増えたため、とてもいい勉強になりました。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

SDGsに対する取り組みは私たちの身近な生活の中でもできるということを学んだため、その知識をまずは自分自身の生活を見直すことに活かし、食品の無駄なゴミなどが出ないようにするといったような小さな行動から取り組んでいきたいです。またSDGsの知識は、今後大学で社会問題を学ぶ際に活かしていきたいです。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

とても自分のためになる研修だと思うので、楽しみながら参加してください!

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

この研修でとてもいい経験をさせて頂きました。ありがとうございました!
これからも頑張って下さい!

ふきだし

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