海外ボランティア募集！大学生・高校生・社会人にオススメ。春休み夏休みも通年開催。

私たち一人一人の行動や変化が世界を巻き込み大きな変化を生み出す。SDGsとは決して他人事ではない。規模など関係なく全員が問題を解決できる1人であるという意識が重要だ。しかしSDGsに対する認知度は世界平均が74%に比べ日本では47%とはるかに低い。たしかに私の周りにいる人に尋ねてみてもSDGsについて知っている人は少なかった。この現状をどう変えていくか。
　日本では生まれたときから比較的恵まれた環境で育つことができるということが当たり前となっているが世界に目を向けると私たちの当たり前は決して当たり前ではなく、そのあたりまえとなりつつある豊かさを獲得するために年齢を問わず今も尚多くの人が毎日貧困や飢餓とたたかっている国も沢山あるのが現状だ。地球は一つである。私たちが普段何気なく行っている環境などへの配慮や行動は必ず他の国に影響を及ぼす。だからこそよく考え離れていても互いに助け合える行動を起こさないといけないのだ。こう言ってみると個人では解決に少し難しいように感じるかもしれない。だが個人での取り組みは山ほどある。現状を救えるきっかけは一人一人に沢山ある。
　まず、私が第一に始めたのは好き嫌いをせず残さず全部食べることだ。これは誰にだってできることであり、完食は当たり前と思っている人も多くいるだろう。だが食糧における日本の一年間のムダは世界の食糧支援の二倍、世界では5歳未満の四人に一人の子供たちが栄養不足にあるというのが現状だ。こういった当たり前をすると同時に地産地消を心がけて日本の自給率を上げるというのもまた大きな日本の課題である。その他にもゴミ拾いやサステイナブル・ラベルの商品を買うなど日本にいても世界を助けられる行動は身の回りに沢山ある。そして、また自分の今回得た知識や経験を話すことも一つの助けに繋がると思うためどんどんSDGsについて発信していきたい。
　大きくまとめるとSDGsの達成において何においても自分の利益を追求するのではなく常に他人のことを考える、何よりも貧しい国や途上国を支援することは巡り巡って自分たちのためにもなる、東日本大地震で莫大な被害を受けたときも先進国に限らず多くの途上国からも支援を貰ったことがこれを意味しており、私たち一人一人が世界に貢献しなければならないのだ。新型コロナウイルスの影響はSDGsの目標達成の可能性を大幅に下げ、より一層困難にしている。だがそんな中でも私が今回オンライン研修を通じて感じたことは、コロナ禍という現状でも国境を越えて子どもたちや先生と笑顔を共有できる、そしてそれは本当に幸せなことであるということだ。一人一人の行動や配慮が世界中の笑顔を作り出すということを決して忘れてはならない。一人一人が動き出すことがわかった。