[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『「誰一人取り残さない」』

小論文

『「誰一人取り残さない」』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

私は今まで、「SDGs」という取り組みがあることを知らなかった。今回のぼらぷらの研修で「誰一人取り残さない」ことの難しさや、様々な人々が「取り残されている」ということを知った。ここからは、コロナ禍で生じている四つの問題について、それぞれ感じたことや考えたことについて、記述していく。まず、「三密」の問題だ。新型コロナウイルスが猛威を振るっている今、ソーシャルディスタンスこそが、人々の健康を守るものだと信じ、その為の取り組みが日本全国で行われている。そんな中で、障がいのある方や、介助が必要な方にとっては、ソーシャルディスタンスは命に関わる大きな問題であることに、気が付かなかった。私は、自分が知らないうちに多くの方を取り残していたのだと、痛感した。どんな状況でも取り残される人はいる、でも工夫はできる。それぞれの立場でものを考え、少しずつ改善させていくことが出来るのではないかと思った。二つ目に外国人労働者の現状を知った。日本を含め、このような事態は、世界中で起こっていることなのかもしれないと思った。外国人労働者は、国籍が違うということだけで、いざという時、救われる対象にならないということに、疑問を持った。国の立場になって考えると、ひどい対応により、その国で働いていた外国人労働者が離れていくことは、国にとっても不利益であることが考えられるため、その面から、改善すべきだと感じた。三つ目は、「高齢者への対応」についての問題だ。これまでは、高齢者の顔が見える環境作りをする為に、外に出ることを奨励してきた。しかしコロナウイルスによって、これまで行ってきた地域と高齢者を結びつける活動をすること自体が、避けなければならない対象になった。四つめは「若者は取り残されるのか」という問題だ。まず、「若者」という定義の広さと曖昧さに驚いた。45歳までを若者と定義すると、若者が取り残されているならば、人類の殆どが取り残されているのではないかと不思議に思った。また、私は「必要な制度にアクセスするための情報が届かない」ということに、とても共感した。情報が伝わってこないことにより、閉ざされた空間に居ることは、地域やコミュニティとの隔たりの始まりなのではないだろうか。情報格差によって、拾われにくい声となってしまうことは、遠い話ではなく、身近に起きていることなのだと再認識できた。当事者が意思決定の場に参画し、意見を反映することが大切だと感じた。そうする事で、様々な立場からの意見や、今まで声を上げられなかった立場の人にとって、生きやすい世の中を目指せるのではないか。私にとって、様々な立場の現状や、抱えている問題、求められていることを知ることは、多方面からの「誰一人取り残さない」について考える機会になった。今まで、高校では様々な困難な立場に置かれた方について学んできたが、「取り残される」という考え方の概念自体が、自分の中で変わった。SDGsの基本的精神である「誰一人取り残さない」ということを実現していくためには、何事も、起こっている事柄の裏では、他の誰かが困難な状況にあるかもしれない、と視野を広げて見つめることが大切であると考える。また、当たり前だと思うことや、偏った考え方、自分以外の他者への関心が無いことは、誰かを取り残してしまう第一歩なのではないかと感じている。知らないうちに、排除してしまっているのは私かもしれない、という自覚を持つことも重要である。無関心が一番怖い。まずは、自分の周りで起きていることを把握し、知ることから始めようと思う。それが、「誰一人取り残さない」に繋がることを信じて。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

満足 4つ星評価

受講前の気持ち

留学に行くはずだったのにいけなくなった

受講後の気持ち

視野が広がった!

研修を受講した理由を教えて下さい

前からボランティアに参加してみたいと考えていたが、コロナウイルスの影響で出来なくなってしまったため。

研修を受講した感想は?

小さなことからコツコツとSDGsについての行動をしていきたいと思った。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

まだSDGsについて詳しく知らない方にどんどんSDGsを広めていきたい。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

すごくためになる研修でした!

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