『食品ロスを減らすことの大切さ』
SDGsの達成には、国境を越えたお互いの協調と助け合いが大切です。日本の食料自給率は約38%(2016年)ととても低く、私たちが普段当たり前に食べている多くの肉類や小麦などの食品や洋食を外国から輸入しています。もし海外からの輸入がなくなると、日本の食事は今ほど豊かなものではなく、品揃えも少なくなることが想像できます。食品ロスの側面から見れば、半分以上もの食料を輸入しているにも関わらず大量の食品ロスを生んでいるということになります。
食品を輸入するために、外国の水や材料、生産に携わる多くの労働者やエネルギーによって生産し、輸送のための費用や時間、資源やエネルギーを費やしているのにも関わらず、食品ロスが多いことはこれらの時間やお金、エネルギー等を無駄にし、深刻な問題であると思います。日本の食品自給率低下は国内だけの問題ではなくこのような世界の環境問題にもつながっています。
開発途上国では、5人に1人が貧困であり、世界には約7.8億人もの貧困者がいます。十分な食事を摂ることができないといった飢餓に苦しむ人は世界に約8億人います。飢餓をなくすには、アフリカやアジアで農業を営む人々の生産性を上げることや持続的に農業を行える環境を整え、自給自足が困難な地域のまちづくりや食料援助を積極的に行っていくことが大切だと考えられます。
しかし、栄養不足で飢餓に苦しむ人が多くいる一方で日本の食品ロスの量は年間646万トン、世界の食料廃棄量は年間13億トンもあります。日本の食品ロスは、飢餓に苦しむ人々への世界の食料援助量が年間約320万トンであるのに比べて、約2倍の数字となっています。
このようなことを踏まえると、食品ロスを減らすことは、とても重要であり、自分の問題だけではなく、国内の食料輸入の必要性を抑えることにつながったり、世界の環境問題の改善にもつながったり、SDGsの目標にも多角的にアプローチができると思います。また、地産地消をすれば国産農産物の消費にもつながります。
私たちが食品ロス削減のためにできることは、買い物を調整したり、買ったものは必ず使い切る、普段の食事は残さないなど一人一人の意識をもう一度見直して習慣化していくことが大事だと思います。一人一人の小さな取り組みが積み重なることで地球規模の大きな課題解決につながっていくのです。世界の貧困や飢餓の実情を知り、自分が恵まれている環境にいるということ、今ある食べ物一つ一つが私たちに届くまでの過程や苦労を今一度理解して、世界の問題を自分事として捉えることが重要だと思いました。
大変満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある
一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
最近SDGsの勉強をしていて、このボランティアを通じて少しでも途上国の子供達に元気や支援ができたら良いなと思いました。またこの国際交流を通じて自分自身も成長できると思い、参加したいと思いました。
SDGsの基礎から学び、実際にSDGsに関わる実践をしたりアクションすることで自分の生活や行動を見直すことができました。今回の研修で学んだことや考えたことを周りの人に広め、多くの人がSDGs達成に向けて取り組められたら良いなと思いました。ライブアクティビティでは、カンボジアの子供達と日本のカルタやしりとりを楽しんだり、売店ゲームを通じて日本の食べ物だけでなく、日本では買うことができないカンボジアのお菓子やジュースを紹介してくれてとても勉強になったし、楽しかったです。実際に現地に行って子供たちともっと交流がしたいなと思いました。
今回のSDGsについて学んだことや知識を色んな人に伝えて広めていくだけでなく、自分自身が実践して、SDGsに携われるような行動や活動に活かしていきたいなと思いました。
学ぶだけでなく、子供たちと遊んで楽しく、自分自身を成長できるような内容になっていると思います。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
初めは研修の進め方ややり方が不安でしたが、ぼらぷらのスタッフの方が優しく丁寧に対応して下さり、安心して研修を進めることができました。ライブアクティビティでは、現地のスタッフの方(先生)がとても優しく、日本語のサポートを子供たちにしていたり、楽しく円滑にできるようサポートして下さっていて緊張せずに楽しむことができました。また、機会があればSDGsに関わるような活動に携わりたいなと思いました。サポートして下さったぼらぷらのスタッフの方々、ありがとうございました!