『多くの人へ質の高い教育を』
私は今以上に多くの人が質の高い教育が受けられるような環境にしなければならないと考える。何故ならば、今回のボランティア活動で日本語で授業をした子供達と何回か接していく中で、教育の場さえあれば母国語以外にも日本語や英語で他人ときちんとした会話が出来るようになるように、子供の内に受ける教育がどれほど重要でその後の人生などを左右するものなのであるかが実感出来たからだ。そして、そのような場を設けたり、参加するというのは教育を受ける側の人に対して教える側は少なくて済む。つまりは一人でも多く教える側が増えることでその数以上の人々が教育を受けられるように出来るいうことだ。また、現在世界の五歳から十七歳の子供達の五人に一人にあたる3億3000人近くの子供達が学校ヘ通っておらず、小中学校などの初等教育を受けるに値する年齢であったとしても、学校ヘ通えていないという状況の子供達が多くいる。そして、それらの三分の一近くの子供達の学校ヘ通って教育を受けることが出来ないことの貧困であるという。この様な子供達はきちんとした労働環境の場へも就職出来ず、低賃金であったり、危険な仕事をしており、その子供達の子供達もそのまま貧しいままであるという負の循環となってしまっている。そして、このような環境に陥ってしまっている子供の多くがいる国も貧しいというのがほとんどである。また、国連のユネスコによる統計によると世界で十五歳以上の大人のうち、七億七千三百万人近くの人々が読み書きをすることが出来ないという。このような人々は教育の場が無かったがために、 先程書いたようにきちんとした労働環境の場への就職が出来ていない人々に含まれている。これらのことにより、私はこの負の循環となってしまっているきちんとした労働環境の場ヘ就職出来ないということや貧困の根本的な原因である教育を受ける場が無いという問題をなによりも早く解決しなければならないと考える。