『君の名は』
私はSDGsの11、住み続けられるまちづくりをという問題に対して日本の場合において、私は都市に人口が集中しているので地方に人口を分散するべきだと考えます。
そもそもこの、都市に人口が集中しているから地方に分散するということは1990年代に国レベルで首都機能移転の議論が盛り上がったそうです。【90年に「国会等の移転に関する決議」が衆議院と参議院の両院で可決。92年に「国会等の移転に関する法律」が可決した。95年には1月に阪神・淡路大震災、三月には地下鉄サリン事件が発生。危機管理の観点から首都機能移転の機運はさらに高まり、96年に発足した首相の諮問機関「国会移転審議会」が、99年に移転候補地を「栃木・福島地域」「岐阜・愛知地域」「三重・畿央地域」の三か所に絞った。】(yahoo!ニュースより)私は生まれてもいないので全く知りませんでしたが、このようなことがありました。
私がなぜ地方に分散することを提案したかというと、今、ドラマ「日本沈没-希望の人」を見ていて、現実世界の日本にもいつ大災害が起きてもおかしくないなと感じたからです。最近は首都圏を震源とする地震もかなりあるなと感じています。実際首都圏の人口は4,383万人となっており、全国の34.5%を占めており、国は首都直下地震の最悪のケースで死者2万3千人、経済被害95兆3千億円を想定しています。このような大災害になった場合の被害を減らすためにも地方に分散することを早く進めるべきだと思います。
そのためにですが、最終的には国会などの国の機関を移転させることが大切だと思いますが、そのためにまず地方の活性化が大切だと思います。そもそもなぜ都市部に人が集まるのかを考えたときに単純に便利だからなのではと思いました。都市部にはたくさんの人が住めるようなマンションがたくさんあり、働く場所、買い物ができる場所、さらに交通が整っています。東京や大阪のような大都市を地方で造るというのは無理がありますが、地方でも生活に困らない程度の店、バスや電車などの交通の整備が必要だと感じます。これは、国や自治体の協力が必要です。また、それだけでは人は来ません。働く場所がないとお金が稼げないからです。そのために、現在都市部にある企業が移転してくることが必要です。そういったという意味では企業の努力も大切です。企業も海外への移転ではないので仮になにかがあったところで、そこまでリスクがないのではと感じました。
以上のことより私は地方に人口を分散するべきだと考えます。そのためにも住む場所、買う場所、交通の利便性をよくするための整備が必要です。そしていつかは国の機関も移転させ、地震をはじめ、津波、台風、噴火などの災害の多い国だからこそ、いつ日本のどこで災害が起きても国としての機能を継続させていけるような仕組みが必要です。