[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『わたしとSDGsと世界』

小論文

『わたしとSDGsと世界』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 昨今の社会で叫ばれているSDGs。SDGsとは持続可能な開発目標のことであり、世界中の皆が楽しく、幸せになれるために達成すべき17の目標のことである。現在のわたしはその中でもどの目標に対して貢献できるのだろうか。
 わたしは14番「海の豊かさを守ろう」の目標に対して貢献できると思う。
 世界では海に流れているプラスチックごみを海洋生物が誤飲してしまい死に至るという事例が多く見受けられる。ウミガメで52%、海鳥で90%にものぼるという。原因は人が海や川に流したプラスチックごみや自然で分解されない物質なのだから、そもそもとしてごみを捨てさせないようにすれば良いと考える。しかし、ごみを道端や川、海に流すという行為は故意的なものとそうでないものとある。故意的な物に関しては、ポスターや標語等の呼びかけや地域で条例を作り、罰則を定める等の対策が出来る。ポスター制作は小中学校でも図画工作、美術の授業内で実施されることが多いので、若い世代が環境について考える良い機会にもなるだろう。故意的でない場合には、もしそのごみが川や海に流れ出てしまい、生き物が誤飲したとしても無害である、あるいは体内で分解できる材料を開発、使用することが良いと考える。高校で学ぶ化学や生物の知識が応用できるだろう。
 しかし、目標に掲げられた順番が海の次に陸というのには疑問がある。海の問題のひとつである海面上昇は、我々が陸で二酸化炭素を発生させ続けていることが多く関係している。しかし海に豊富な栄養が届くのは山に植えられている木から土や川に養分が溶け出していくからである。このように、海の問題点にも豊かさにも陸は大きな影響を与えている。したがって海の豊かさから先に守るのではなく、海の豊かさも、陸の豊かさも同時に守っていく必要があると考える。
 わたしは以上の理由から、SDGs14番「海の豊かさを守ろう」について貢献できると考える。自分1人の力ではなく、ポスターや自然に優しい物質を開発、使用する等、社会全体で取り組んでいく必要があると考える。

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