[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『わたしとSDGsと世界』

小論文

『わたしとSDGsと世界』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

「私とSDGsと世界」というテーマについて考えたときに、真っ先に思い浮かんだのは、情報の授業でみた「リサイクルされた服はどこへ行くのか」という映像だ。
 なぜ、それが思い浮かんだのかというと例を挙げて説明する。その映像では、まず私たちが服をリサイクルしたところからはじまる。つぎに、リサイクルされた服は外国へ輸送され、現地民に回収されて現地で販売される。しかし、リサイクルされた服は現地民にとっても着られるものではない場合が多く、現地で焼却処分か埋め立てが大半を占める。つまり、先進国がリサイクルといっている行為は、実際は発展途上国にいらなくなった服を捨てているだけなのだ。
 以上のことから私が解決すべき問題だと考えるのは、SDGs10番「人や国の不平等をなくそう」である。
 なぜこの問題を解決すべきだと思うのかというと、理由は2つある。
 1つ目の理由は、先ほど挙げた発展途上の国が一方的に不利益を被るケースを減らすべきだと思うからだ。現状では発展途上国は先進国の支援を受けなければならない。しかし、その立場を利用して先進国の負の面を発展途上国に押し付ける一面も存在している。例えば、ごみの処理などが挙げられる。
 2つ目の理由は、人の不平等は倫理的にも許される問題ではなく、また個人の成長の妨げにもなると思うからだ。わたしの言う「人の不平等」とは国際的な問題である海外に建てた工場で現地民に低い賃金で長時間働かせることだけでなく、もっと身近な年齢や性別で社会的に差別されたり、権力や多くの資産をもつ人間が一方的な利益を得たりする場合を指す。性別の不平等はSDGs5番「ジェンダー平等を実現しよう」にも深く関わってくる問題だ。
 これらの理由から、私は人や国の不平等をなくさなければならないと思う。
まず、人の不平等をなくすことができれば人種や性別、宗教、思想、しょう害の有無に関係することなく、人が自由に生きることができる。
つぎに、国の不平等をなくせば、国家間が対等に対話することができ、さらなる発展がみこめるだろう。

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