[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『プラスチックを減らし 地球温暖化を阻止せよ』

小論文

『プラスチックを減らし 地球温暖化を阻止せよ』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 私は、今、身の回りにある便利で使いやすいプラスチックが不便で住みにくい世界を作っていると考える。
具体的に言うと、プラスチックが劣化して大量の温室効果ガスを排出しながらマイクロプラスチックになっていることで、地球温暖化につながっているということだ。
 これが原因で南極の氷が解け始め、海面が上昇したり、毎年、異常気象に悩まされたり、このままでは地球が滅んでしまうと、私をはじめ世界中の人が心配している。
 私達にとって大切な地球を守るために、何ができるのか。私はこれまでにプラスチック削減のため、まず、自分の中にあるプラスチックに対する概念を変えた。具体的に言うと、プラスチックをリサイクルしても地球温暖化を進行させ、マイクロプラスチックになるだけなので非常によくないといった風に考えるようにしたことだ。
 それによって、竹製の歯ブラシやアルミ製のボディのシャーペンを使い始めたり、身の回りのプラスチック製品を他の材質からできているものに変えた。
 それでも、まだまだ私達の周りからはプラスチック製品が減らないというのが現実である。
そこで、私は、「脱プラスチックの案」として二つのことを提案したい。
 一つ目は、スーパーマーケットの在り方だ。私はスーパーマーケットの何にでもプラスチック包装をするという点が環境に対して非常に悪影響だと思う。そこで、すべての商品を量り売りにしたらどうか?これを行うことで個包装分のプラスチックを減らせるのはもちろん、一人暮らしの方から大家族の方まで買い物がしやすくなる。
二つ目は、農業用のポットである。一般的に普及しているものはポリエチレン製だが、これを食料廃棄物から作ったらどうか。私たちが毎日消費している野菜はポットをはじめ、保温のための黒いビニールなど大量のプラスチックが使われている。それに加え、与えられる肥料からも温室効果ガスが排出されるほどだ。この農業用ポットを使うことによって、プラスチックだけでなく農地から排出される二酸化炭素を減らせ、また、苗に成長したときに畑にそのまま植えることができるというメリットも生まれる。
 冒頭でも述べたように、現在、この世界は地球温暖化によって南極や北極の氷、ロシアの永久凍土などが解け始めたり、海洋生物が絶滅危惧種に著しく認定されたりとたくさんの問題を抱えている。これらの原因には、便利だからと言って今もなお増え続けているプラスチックが少なからず関係しているのではないか。私は、まだプラスチックを大量に使い続けている人、地球温暖化に興味がない人に目を覚ましてもらいたい。今、私達は、あの便利なプラスチックによって危機的状況に立たされている。これから、プラスチック以外の便利なものに切り替え、新しい便利な暮らしを追及しよう。そして、私達が大人になったときに、「地球温暖化を食い止めることができてよかったね。」と言い合えるようになりたい。

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