[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『給食を通して考えるSDGs』

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小論文

『給食を通して考えるSDGs』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 世界には飢餓に苦しむ人が約8億人おり,それは世界人口の約10分の1にあたる。これに対して日本では食品ロスが大きな問題となっており,年間約640万トンの食品が捨てられている。この量は,国連世界食糧計画による食糧援助量約320万トンの2倍に相当する。つまり,お腹を空かせている人が世界に8億人もいる一方で,日本では食品を大量に捨て,食料があることに対して「当たり前」という気持ちになっている人が多くいるということだ。
 この状況を変えるためは,まず自国の食品ロスという問題を解決する必要がある。なぜなら,日本の食品ロスを減らすためにはどうしたら良いのかを考えることは,飢餓に苦しむ人を助けるためにはどうしたら良いのかという考えにつながるからである。
 では,食品ロスを減らすためには具体的にどうしたら良いのだろうか。ここでは給食を例に考えていく。なぜ給食を例にとるかというと,給食は子どもにとってとても身近なものであり大人にとってもかつて食べたものであるであるため,食品ロスの問題がより考えやすくなると思うからだ。
 実際,私も小学校と中学校の9年間給食を食べた。小学校では,たくさんおかわりをして,クラスでの完食目指してみんなで食べた。しかし,中学校になると人目を気にしてしまい,おかわりをしたくても行かないことが多くあった。また,ダイエットとして,ご飯を手をつけずに返したこともあった。そのくせ,クラスから出る給食の余りを回収する配膳室では,約50リットルものビニール袋の中に食べかけもしくは手のついてないパンがみっしりと詰まっているのをみて,「何日分あるんだろう」とか「もったいない」という気持ちになった。
 この状況を改善するためにはどうしたら良いのだろうか。そもそも,給食が余る原因には,「嫌いな食べ物がある」「時間内に食べきれない」「量が多い」などが挙げられる。そのため,嫌いな食べ物でも美味しく食べれるようメニューの工夫したり,給食時間を長くしたり,あらかじめ給食の量自体を少なくするなどといったことが改善法なる。また,余った給食の活用として堆肥にリサイクルしている学校もあり、様々な方法がなされている。
 しかし,これらの改善法だけでは,食品ロスを減らしていくにあたって最も大切だと考える「食べ物があるありがたさを感じること」が不十分なままであり,食品ロスという問題を自分ごととして捉えることができていないのではないだろうかと思う。なぜなら,工夫されたメニューを考えるのは食べる本人ではないし,残しても堆肥として使われるからロスではないというような思いになってしまっては,食品ロスを根本的に改善したとは言えないからだ。つまり,先ほど挙げた改善法と共に「食べ物があるありがたさを感じること」が大切なのだ。そのためには,世界の飢餓で苦しむ人の状況や日本の食料の多くは他の国からの輸入品によって成り立っているということなどを知り,ロス問題を自分ごととして捉えることが必要である。私は,今回のSDGs 研修で学んだことやそれを踏まえて書いた小論文がより多くの人の目に止まることによって,そういった機会をつくることができると考えている。
  私たちがこれから行っていく改善法は,とても小さなことに思えるかもしれない。しかし,飢餓の人を救うためには小さなことをより多くの人が自分ごととして実行していくことが必要不可欠である。グローバルな現代だからこそ,人のためにという想いがいつか自分に返ってくるということを実感する日が来るだろう。
 
 

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい

受講後の気持ち

すごく良かった!
視野が広がった!
いい経験になった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!

研修を受講した理由を教えて下さい

高校での課題研究で,自分の研究はSDGsの17項目のうちどれに当てはまるのかなど,学校を通してSDGsについて考えることが多くありました。学校を通してではなく,直接的にSDGsを深く学び,そして行動することが最終的なゴールに近づくと思い,今回,申し込ませていただきました。

研修を受講した感想は?

 最近よく耳にするSDGs というものをこの研修を通して深く学べたと思います。言葉は知っていたけど,具体的にどんなものなのか,どんな取り組みをSDGs というのかを理解することができてよかったです!
また,動画やzoomを使用して行うことで,言葉だけでは難しく感じるところもよくわかったし,現地の様子や現地の人の生の声を聞けたことがとてもよかったし,一番心に響きました。ライブアクティビティでは,カンボジアのみんなが優しく笑顔で一緒にやってくれてとても楽しかったです!行う前は少し緊張しましたが,本当にあっという間に終わってしまったなと思うくらいとても楽しかったです!いい経験になりました。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

まずはこの経験を学校や,自分が行なっているボランティアなどを通して広めていき,知ってもらうことから始めていきたいと思っています。具体的なSDGsへの取り組みを知り,自分にもできることがたくさんあることを知りました!なので,今度はそれをきちんと行動に移していきたいと思っています。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

参加した後,やってよかったなと思える研修でした!とてもいい経験になりました。

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

研修をする機会を作っていただいたことにとても感謝しています。この研修でSDGsやカンボジアの様子を知ることができました。また,SDGsを身近に感じるようになりました。楽しみにしていたライブアクティビティは2回行いました。どちらもとても楽しくて,やってよかったと思いました!いつか,現地に行って直接話し,何か役に立ちたいなという気持ちになりました。 本当にありがとうございました!

ふきだし

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