『働き甲斐を大切に』
みなさんは将来働く会社がどんな様子か想像したことがありますか。社会人になったら休みなく働かないといけないのではと思っている人も多いのではないでしょうか。
私はどうせ働くなら働き甲斐のある職場で働きたいと思いました。そこでわたしたちはどれだけ働き甲斐のある職場があるかを調べました。総合的にみて自分の働いている職場が「働き甲斐のある職場」といえるかどうかを聞いたアンケート結果によると、やりがいを感じていると答えた人は約4割しかいません。半数にも届いておらず少し働き甲斐が足りていないというのが現状です。やりがいを感じない職場では、従業員もやる気を出さず、会社としての業績も伸びないので、従業員の感じる「やりがい」というものはとても大切なものでないがしろにされていいものではありません。このような働き甲斐が足りていない状態に陥ったのはモチベーションの不足が一つの原因だと私は考えました。モチベーションは自分の仕事に自信が持つことができ、がんばったらその分評価されるような環境でないと上がりません。このような環境を作り出すにはマズローが提唱した欲求5段階説の内の二つ自己実現欲求、承認欲求を満たす必要があります。そこで私が考えたのは会社内でイベントを行うことです。イベントを行うことによって、同僚などと必然的に会話が生まれ、働きやすい環境を作り、親睦を深めることに繋がったりします。ここでイベントの予算はだれが出すんだと疑問に思った人もいるのではないでしょうか。企業側の利益の数%を使ってイベントを行います。こうすることによって、イベントのために会社により貢献しようとモチベーション向上にもつながります。さらにこのような取り組みを行うことで企業のPRにもなります。イベントの具体例として、例えば屋外でやることで気分転換やストレス解消につながるバーベキューや、ほかにも謎解きイベントや業績のいい部署に社員旅行券をプレゼントするといった様々なイベントが考えられます。実例として、ディスコでは上位部門に報酬を渡すといったことが行われていて、dhlではイベント開催が実際に行われています。また富士通では新卒の人を対象とした研修で社員一人ひとりに専任のアドバイザーがつき、現場に配属された後も個々に合わせたサポートを実施するといったことをしていて、サイボウズでは似たような取り組みとしてオンボーディングプログラムといった研修を実施しています。企業はこのような取り組みを通じてやりがいを向上させています。それでもやりがいを感じている人というのはまだ少なく、もっと現状を変えていく必要があります、そのために、イベントを行うことでモチベーションをあげ、より働き甲斐のある職場を作っていきましょう。