[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『魚が消える!?』

小論文

『魚が消える!?』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

最近、スーパーでの魚の値段が高騰していることを知っていますか?

今回ボランティアプラットフォームでの活動により、SDGsのことについて自分にできることを考え、意見を発表する機会ができました。そこで、僕たちの身の回りにある問題を考えたときに「イカや秋刀魚をはじめとする魚の値段が高くなっている」という問題を聞いたことがあったので、今回はこのテーマで意見を述べることにしました。

調べてみたところ、実際SDGs Report 2016 The United Nations Statistics Divisionによると、1974年には海の90%を海洋魚種資源が占めていたのに対し、2013年には69%へ低下していることが分かりました。このままいけば、近い将来食卓から魚が消えてしまうことになるかもしれません。また2048年には海から食用魚がいなくなるという説(2048年問題)も発表されており、深刻な問題となっています。

僕たちは日本の魚の漁獲量が年々減っていることから、この問題の根本的な原因は魚(海洋資源)の量がそもそも減っていることだと考えました。そこで魚が減っている原因に対処すれば、この問題は解決できるかもしれないと考えました。魚が減っている原因には、乱獲や地球温暖化による海水温の上昇、それによるサンゴの白化や死滅など多くのものがありますが、今回はその中の一つである海洋ゴミについて対策を考えました。


 海洋ゴミの種類別の割合を調べたところ、海洋ゴミの中でも特にプラスチックの割合が一番高く全体の65.8%を占めていて、他の項目(金属やガラス・自然物等)と比べても段違いに多いことが分かりました。さらに海洋プラスチックの割合を調べたところ、ブイや魚網などの漁具やポリ袋などを差し置いてプラスチックボトル類(ペットボトル)が約半分を占めていました。この事から、僕たちはペットボトル等の海洋プラスチックの消費量を減らすためにいくつかの対策を考えました。

1つ目はペットボトルのラベルを無くすことです。こうすることで、ラベルに使用していた分のプラスチックを削減することができます。またペットボトルのキャップに商品の情報が記載されているサイトに飛ばされるQRコードを付けることで、QRコードを読み取った人が商品の詳細を確認することができます。

2つ目はコンビニエンスストア等のお店にウォーターサーバー(給水機)を置くことです。一度利用したペットボトルをお店に持参することで、無料または50円程で水を手に入れることができます。実際に実施している企業もあります。

3つ目は缶飲料や紙パックの飲料のみが置かれている自動販売機をオフィスに設置することです。こうすることで、ペットボトルの消費を抑えることができます。オフィスに設置する理由は、缶飲料等は蓋をすることができませんが、オフィスで使用すれば蓋を閉める必要が無いと考えたからです。

その他にもプラスチックのスプーンやストローを木製にしたりすることができます。


 このように、僕たちは大きく分けて3つの対策案を考えました。魚の値段が高騰している原因は魚自体の数が減少していて海洋ゴミ(特にプラスチック)の量が増加していることにあると思うので、その問題を対処できれば魚を守ることにもつながります。魚を守りプラスチックを減らすためにできることをこれからもしていきたいです。

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