[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『オンラインでSDGsは達成できるのか』

小論文

『オンラインでSDGsは達成できるのか』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

新型コロナウイルスが猛威を奮う今、私たちはオンラインを活用した活動をする機会がとても多くなった。オンライン授業、オンライン会議、オンライン飲み会。今まで、対面が当たり前だった様々なことがオンライン上で行われるようになった。私が今年挑戦したSDGs海外ボランティアも“オンライン”である。
 このSDGs海外ボランティアで、私はオンライン上でカンボジアの子供たちと交流した。片手に収まる小さなスマホの画面上での交流だ。この小さな画面から私は、様々なことをオンライン上で行う今の時代にSDGsを達成することの困難さをひしひしと感じた。
 カンボジアの子供たちとカルタをしていた時のことだ。何度私が札を読んでも、向こうからは「ありません」という返事しか来ない。それも1回ではない。そんなはずはないと思い、現地の先生に話を聞いたところ、この2年間、日本からスタッフが来ておらず足りない物資を調達できずにいるという。コロナの影響で日本人が来れていないのだ。
 また、今回のSDGs海外ボランティアの活動を通して、SDGsの様々な課題、問題に触れることができた。飢餓、貧困、気候変動。これらの問題を、果たしてオンラインだけで解決することができるのだろうか。
 私は、難しいと思う。どの問題にも共通して言えることは、そこに困っている人がいるということだ。そんな人たちを本当にオンラインで助けることができるのだろうか。ただ、物資を届けるだけでは問題解決にはならない。根底から解決するには、困っている人の話をしっかり聞き、何がよくないのか、何が足りてないのかを見極める必要がある。これをオンラインでするとなると、やはり限界があると思う。
 「WITH コロナ」、その壁はまだまだ高い。その壁を越えるための技術、知識、思考をこれから付けていかなくてはいけないと、私は思う。

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