『「小さなこと」が飢餓を救う力になる』
私たちが生きるこの地球には、世界人口77億人全員が満足に食べられる分の食料がある。しかし、飢餓という問題は収まることなく、拡大していくばかりだ。なぜこのようなことが起こるのだろうか。また、世界ができること、私ができることはなんだろうか。私は今回、SDGsが掲げる17個のうち、飢餓(目標2)について考察していく。
まず、このような現状を生み出した原因は主に2つあると考える。
1つ目は、各地域の「気候」の特徴の違いである。先進国と言われる比較的裕福な国では一年を通して気候が穏やかな地域が多く農作物を育成しやすいが、途上国と言われる飢餓が起こっている地域では極所的に大雨が降ったり、逆に振らなかったりするので安定して農作物を育てるのが困難である。
2つ目は、食料の「適切な分配」である。現在、食料が余るほどある地域もあれば、満足に食べられない地域もある。先進国で余り、廃棄をやむを得ない食料を廃棄前に適切に管理すれば、すべての人に栄養価の高い食料を提供する事ができるのではないだろうか。また、適切な収入を生み出す一方で、人間が中心となる農村開発を支え、環境を守ることも出来るはずだ。
1つ目の原因に対し、現在世界では温室効果ガスの排出を削減し、地球温暖化の進行を止めようとしている。地球温暖化の進行は異常気象の発生に直結し、世界全体に影響を及ぼすため、止めなければならない。また、日本ではODAを通してカンボジアでの水不足に対し上下水道の整備などを行い、いずれの気候でもきれいな水が得られるように支援している。このように、途上国では長期にわたり雨がふらなくても、農作物を育て、生活していけるように生活の改革が進められている。また、2つ目の原因に対して主に先進国は、フードロスの削減に向けて、廃棄せず家畜の餌にしたり、食べ残しを減らす呼びかけを行っている。さらに、食料・農業システムを根本的に変革するために農作技術を教えたり、食料の過剰輸入の見直しなどを行っている。
以上のように、世界中の国が飢餓問題解決のために行動しているが、現在この新型コロナウイルスの影響で、途上国への支援が十分にできなくなり、支援が減った地域では飢餓人口が増えてしまったりと、せっかく作ってきた道が閉ざされそうになっている。世界が混乱に陥る中で、私が飢餓を一刻も早く解決するために出来ることはなんだろうか。それは、小さな心がけを続けることと、発信していくことであると考える。節電節水やサステイナブル・ラベルのある品の購入を心がけるなど、小さな心がけを続け、こんな簡単なことでも世界を救う力になることを周りのひとに伝えていきたいと思う。私一人の力では国や世界を動かすことは困難だ。しかし、飢餓を解決しようという考えを持ち、行動する人が増えれば、世界は動くに違いない。
飢餓を解決することは、SDGsの17全ての目標達成に向けて解決する大きなきっかけになる。人が抱える問題は人が対処しなければならない。人間は77億人もいる。力を合わせれば必ず解決できる。
満足
SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい、社会問題に興味がある
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
もともとSDGsには興味があり、高校の探究プログラムでも飢餓について探究していました。SDGsをしっかり学べ、コロナ禍で現地へ実際に行くことができない中で、オンラインで現地の子供たちと会えるのはすごく貴重な経験だと思ったので申し込みしました。
自分が探究していた飢餓についても深く学べ、しらないことがたくさんありいい勉強になった。
動画、テキストがわかりやすく、普通の勉強よりも吸収が早かったです。笑
また、まだ出来ることがあるのではないか、など自分ゴトとして考えられるようになり、この考え方は他にもいかせるとおもいました。
本当にタイミングが悪く自宅のWi-Fiが壊れ、学校も休校になってしまったため、環境を整えることができす、オンラインでカンボジアの子どもたちと合うことができなかったのがすごく残念でした。コロナが収まったら絶対に現地へ行くボランティアに参加したいと思います。
「自分ゴト」の考え方を忘れずに、また、周りにも広めていきたいと思います。
今後もSDGs達成に向けて少しでも役にたてるよう、小さなことを続けていきます。
そして、大学でも飢餓について、SDGsについて研究しようと思いました。
テキストはお金がかかりますが買ったほうがいいです!紙の方が書き込めたりマーカー引いたりできて便利でした!悩んでいる人も参加すれば必ずやってよかったと思えるので参加をオススメします!!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
わかりやすい動画とテキストありがとうございました。
皆さんの取り組みはとても偉大でもっとたくさんの人に広まるべきだと思います。
本当にありがとうございました!