『未来を変えるために私達が出来ること』
私はこの研修中、「世界中のひと一人一人が行動しなければ目標達成は実現できない。私が世界に情報発信することが地球の未来を変える一歩かもしれない。」ということに気付いた。そこで私は、新型コロナウイルスが世界に影響を与え、思うように活動できない今、さらに利用者・利用頻度が増加したSNSに注目した。SNSなら、私達若い世代が中心となって目標達成に一歩前進することが出来るのではないだろうか。
日本が早期解決すべき問題の1つである「フードロス」。フードロスは地球温暖化、経済赤字など様々な悪影響をもたらす。このことを、日本だけでなく世界中に知ってもらい、フードロス0を目指す必要があるのだ。
ところで、フードロスの原因は大きく3つある。1つ目は「過剰除去」。過剰除去とは野菜の皮を剥き過ぎるなど、食べられる部分まで捨ててしまうことで、原因は食感の好み、除去の手間を省きたいという思い、皮むきの技術の低さなどがある。2つ目は「直接廃棄」。賞味期限切れや消費期限切れ、大量生産などで手つかずのまま捨ててしまうことを直接廃棄という。3つ目は「食べ残し」。どれも私達の生活でよく見かけることとなってしまっている。日本の一年間の食品廃棄量は世界的にみて特に多く、約646万トンであり、世界の1年間の食糧支援約320万トンの2倍に値する。また、国民一人当たりに換算すると、毎日茶碗一杯分の食料を捨てていることになる。一体何人の貧困者を救うことが出来るのだろうか。さらに、日本は輸入に頼った生活をしているにも関わらず、大量の食品を捨ててしまうことで経済赤字を進行させてしまっている。
フードロスを無くすためには、原因である3つの行動をやめる必要があるが、本稿の初めに伝えた通り、日本・世界単位で行動することが問題解決に繋がる。例えば、残った食品を捨てるのではなく、冷凍保存やリメイクレシピを調べて調理する。買い物をする際、よく考えて必要なものだけを必要な分だけ買う。また、商品棚の手前の商品から買うなど、私達個人でできる簡単な取り組みはたくさんある。さらに、政府は「食品リサイクル法」や「食品ロス削減推進法」を通じ、地方自治体・事業者・消費者が協力的に取り組んでいく方針を示している。企業が行う対策には、1人前ごとに包装して販売する。鮮度を保つパッケージの開発。売れ残りを直接廃棄しないように割引価格で販売するなど、積極的にたくさんの対策を行っている。
一部の人々や企業が、フードロスをはじめとする様々な問題解決のために尽力している中、私達の生活がどれだけ環境に悪影響を与えているかなどを知らない人や、問題解決のために何をしたら良いかわからない人がいることも世界の現状である。そこで、私をはじめとする学生達を中心にSNSを使用し、現状や対策を世界中に発信・理解してもらう。これが、未来を変える一歩を踏み出すことに繋がるのだ。私達の未来は私達がつくっていかなければならない。自分の未来のためにも行動を起こそう。
大変満足
SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
オンラインで自分のペースで勉強、ボランティアを進めることが出来る。子供が相手のボランティア活動。SDGsについて基礎から学べる。など、「子供が好き」「世界平和を実現したい」私にとって適切なプログラム内容だと思ったから。
「2030年までに解決すべき17の目標」これしかSDGsについて知らなかった私。名前や活動だけ聞いて流していた、どこか他人事に考えていた私を変えてくれました。
全ての研修を通して、SDGsの基本的なことだけでなく、ひとりひとりの行動が良くも悪くもどれだけの影響を世界に与えるか、自分が行動することがどれだけ大事か学びました。「私が行動することに意味がある。」「私に世界を変える力がある」と、自信と積極性、世界を見る広い視野を得ることが出来、自分が変わりました。そんなSDGsを学ぶ、自分を変えるきっかけをくれたこのボランティア研修に参加してよかったですし、感謝です。
SNSを使い、身近な人から世界中の人まで、「私が学んだこと」「世界の現状」「一人一人が行動することの大切さ」などを積極的に発信し、17の目標達成に少しでも近づけるように活かしたい。
以前の自分から変わること、または成長することが出来ます。このプログラムで学んだことを私達がさらに発信していかないと、SDGsの目標達成に近づけません。私達で世界を変えましょう!